よくアップスダウンと聞くが、
サーフィンには必要のないものなので、
興味を持たなくても良いレベルのものだ。
弱いセクションを無理に前に出ていくよりも、
波=水のかたまりが最大に切り立つまで待ち、
波壁を滑り降りる。
そのセクションの「極み」を滑り降りることに目を向けた方がいい。
Cosmos Surfboards TheOne6’4”
Cosmos Original Twin + Twinzer
.
「パワーゾーン」というのがある。
このパワーゾーンを滑り降りると、
フィンやテイルが波に効いている感覚がわかる。
のみならず、
ちょっとした傾きまでが進行方向に大きく左右する。
あまりの感覚に驚喜しつつも、
加速度によるGによって真剣にもなる。
具体的には体勢を低く、
リラックスしつつ、
体幹だけで加重する。
このとき、
サーフボードの性能がマックスに感じられる。
ミッドレングスのシングルフィンならば、
直線的かつしなやかだ。
フィッシュならば奔放で、
ログならば、
落下していく心構えという冒険と、
自身が最大にできる減速することが主な行為になるだろう。
そんな時間を再び味わった。
すべては、
波が切り立ってパワーゾーンとなるまで待ち、
そこを滑り降りたことで得た速度があるからで、
これがアップスンダウンを磨いても一生得られない感覚だろう。
(ガリレオ・ガリレイの、
「重さの異なる2つの物体の落下速度は、
その重さには関わらず一定である」
これは重力加速度についてを指しているが、
それはまた次号の機会に)
【おまけ】
ネコという生きものがいて、
このことを説明しなくともわかるほど、
人にとってポピュラーなものだろう。
私の身近なところでは、
土佐にニャーズというノラネコ軍団がいる。
ニャーズは朝、
または夕方ごろになると、
釣り人から雑魚をもらうべく、
こうして防波堤で待ち受けているのを見かける。
ネコには全く興味のなかったナッキーも、
ネコの存在に気づき、
その神秘性に夢中になっている。
千葉にもニャーズがいる。
タマサキからの帰り道に二カ所ほど、
千葉ニャーズの生息地がある。
エリア1には、
クロ2とクロ3がいて、
ボスイロという3匹を定点観測できる。
ここは地域猫の交差点のようで、
コロ、
ノラキチ、
タカチオさん、
トラ・タローなどを見かける。
(上画像はニャーズのボスイロ、下はボサブサ)
次のエリアは、
川沿いの猫屋敷だ。
高田屋鶏肉店(タカラ鮮魚でもある)が関係しているので、
トリモモ地区と名付けた。
豊富なエサが魅力なのだろう。
ここにたいていいるのが前出したボサブサだ。
ほかにはニセボス、
カオクロ、
ビビリミケ、
パンダ2(↑。巻末リンク)、
マダラン3、
ヌリワスレ、
そしてロックがいる。
(ネコ)博士のタキビ神によると、
ヌリワスレの正式名称は、
ヌリワ・スレというらしく、
彼はスレと呼んでいるそうだ。
ちなみに上にはシーサーの定位置にいるボサブサが写っているが、
名は体を表す典型だと思う。
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【巻末リンク:オリジナル・パンダネコは奄美大島に】
【巻末リンク*2:ニャーズの由来】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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