naki's blog

2010年03月12日(金)

D先輩による怒濤のインプレッション_うれしい日に禁煙宣言_(4012文字、中短編です)

2010_inaris_V3020
こんにちは、
金曜日をいかがお過ごしですか?
もうすぐ桜も咲くというニュースを見ました。
そろそろ波乗りシーズン突入ですね。
水温が早く温まってくれるといいなあ。
こちらノースハワイは、
昨日と全く同様なコンディションとなっています。
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雨が降って、晴れて。
波は膝から腰。
風が当たっている東海岸はオーバーヘッドのチョッピー。
今日も色々と忙しいので、朝ちょこっと闘牛岬に行きました。
ハナペペの街を過ぎると、
風はおさまり、ほぼ無風となった。
樹木が風で揺れないのを見るのはひさしぶりなので、
そんな風景に少し感動する。
闘牛岬に到着すると、
ワイメア病院ER(救急)のデイブがタチアガリを終えたところだった。
彼はAVISOモデルに乗っていて、
うれしくて写真をパシャリ。
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これと同じものをカビカのあっちゃんも所有していて、
伊豆できんちゃんとあっちゃんと3人で波に乗ったことを思いだした。
なつかしいなあ。
こんな日のサビタ車内はこうなっていて、
ミニノーズライダー、
ファイヤーブレード、
そしてBWGの三本を積んでいった。
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先日、日本に嵐をもたらせた低気圧のうねりが週末から入ってくるというので、
コンディションを整えています。
そのうねり群は昨日波高10mを計測していたが、
今朝になると8m。
どこまで大きくなるのか、
またはこのまま下がってしまうのかはわかりませんが、
どちらにしてもまた大波がやってきそう。
セッション途中で復活したフレちゃんもやってきて、
「戻ってきたぜ!」
と、パドリングしているだけで大喜びしていた。
帰り路に『カウアイコーヒー各種』を購入し、
一度オフィスに戻り、
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郵便局でショールームと日本の西に送る手続きをし、
ホノルルはアラモアナと、
ノースハワイはククイウラでこれから展示するギャラリー用のマーチャンダイズ用にTシャツプリントの依頼をする。
もちろんノースハワイ製で、
プリントするのはおなじみカイル鞠黒のドクサープリント。
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これから300枚以上のスクリーンプリントの作業が始まります。
シルクスクリーンというと、アンディ・ウォーホルが有名ですが、
そんなアートの楽しさを感じています。
4月中旬に5種類完成予定なので、
またここでご紹介しますね。
どうぞよろしくお願いします。
と、オフィスに帰ってくると、
大人気のD先輩インプレッションが届いていた。
前回のBD3の日の読者からの反響をここでお見せしたいほどで、
それは熱狂的なのでありました。
それを先輩に伝えると、

「ん、あのブンタイは世界初だべ」
とうれしそうにされていました。
例によって、全文修正なしでお楽しみください。
【D先輩インプレッション】

「COLE LOOSE CANNON」

この板は今までのコンセプトを否定するような全てにおいて完璧なボードでした。


少なめのフォーム量を考慮し、
最初から勢いよく漕ぐと深めのコンケープにパワーが入り爆発的な滑走を始める。

東浪見の大潮。HI→LO
中間トロめのセクションをかわし、
下の棚を狙って準備をしていたのですが、
その瞬間ホイルスピンのような加速で疾走を始めた。

予想より早いその仕掛けは、
カウボーイに投げ縄で首を引っ張られたのかと思ったくらいだ。

それでも落ちないのはボトムの形状にあり、
絶妙な水はけで後足に貼りついてくるよう。

細かいスペックはプロ選手や開発者に任せて、
結論は初心者を三階級特進して上級者にさせちゃうの。
ラフに扱っても優しく扱っても速いし鋭く、扱いやすい。
ホールドのよさを保ちながらも、
ふわりと俺を飛び立たせてくれる。
ラクジュアリー&プレミアムのマネッティーノ風だね。
コーナリング性能やパワーやトルク特性に関しても、
グラスホッパー共々格段なのは疑うことができないね。
なにしろこのルースキャノンとグラスホッパー兄弟は、
オンショア、薄い波でもストレスなく楽しめてしまうボードなんだな。
高性能の民主化がたどり着いた地点の遥かなること、
コールさんの天才さ加減に誰が驚きの念を持たずにいることができるだろうか。

コールさんには100才までシェイプしていただきたい。
うん、そうだな、そんな春の日はめでたい。
サクラサイタゼ。
にくいカルパッチョか。

.
.

「COLE SLING SHOT」

.

これは普段私が頻繁に使っているグラスホッパー系のノーウィングタイプ。


ノーマルバージョンはダブルウィングにより回転性を補っているが、

こちらはよりハイスピードに対応するためにレールを長く保ち、そのまま絞った感じ。

サーフボード界のスポーツクーペか。

こちらもコールさんの禁断世界へ誘うようで、

テイルを意識的に短くカットしたことによるトランスアクスル効果があるな。
セールスポイントの走行性が前足下のフォーム量の微調整によって増加されていて、

よりハイスピードと回転性(決してルースではない)を併せ持った見事な出来ばえとなっている。
サーフボード界のガヤルド(Lamborghini Gallardo)か、ロオジエ(銀座L’osier)か。

だが、サーフボードはガソリンも、食後の会計もいらないんだね。

サーフィン界は全ては先払いだよシモーンさん、へへー、ってね。
俺はパッパパスタが好きでさ、デザート三種盛りだぜ港南台は。
おっ話は逸れたね。

テールのデザインは幅広の板でも波に咬みやすく、
強烈なピボットターンを可能にする 為と思われる。

トライ設定にもでき、
多様な波に挑戦できるオールラウンドな仕上がりです。

で、そろそろまとめると、垂涎の逸品。
これは お世辞ではなく本当なの。すごいんだよなあ。
GTRかミウラか。ミウラ2011が出るといいなあ。
買えないけど、これ船木も言っていたな。イオタと書いても良かった。
正当派ど真ん中、そしてモダンでフリークな印象。
コール風味を2010年の現代風にアレンジして登場だろうな。
あくまで王道は貫きつつも、そこに新しい物 を取り入れているぜ。
にくい。

「にくい」が一般的になってきたのは、

これも偏(ひとえ)にみなさんが喜んで読んでいただいているからで、

そんな感謝を先輩にお伝えすると、

「Cうれ」

と、新しい言葉がやってきて、

それは「うれしい」の略だという。

「291によろしい、うれしい」

日本語もグローバルになってきたような。

参考になるかはわかりませんが、

どうぞ楽しく読んでいただけたら幸いです。

朝日新聞WEBを読んでいたら以下の記事があった。

asahi.com

http://www.asahi.com/business/topics/column/TKY201003110534.html

リンクで飛ばしても読めない人もいるので、

下記に引用してみました。

【全面禁煙が、いま世間の注目を集めている】

.

すでに厚生労働省が全国の自治体へ公共施設で完全に禁煙するように通知したが、

強制力をもっていない。

また神奈川県では4月から「受動喫煙防止条例」を施行し、

具体的には厳密な分煙を義務付け、

将来違反者には過料を科すとしている。

ただしこの場合も、

小規模な飲食店などは単に努力義務とされるだけで、

実効面ではもう一つ期待がもてない。

このように完全な全面禁煙に出来ない背景には、

「喫煙者もお客様」という発想がある。

そこで禁煙にすると客離れが進むと心配する。

しかしながら、成年男性の喫煙率は30%台半ばに過ぎない。

そこで残りの3分の2の男性は禁煙者であり大勢の女性や子供を含め、

いつもたばこの煙に悩まされており、受動喫煙の被害者なのだ。

多数派の禁煙者こそが客だという考えに改めるべき段階に来ている。

分煙の施設をもたない居酒屋などは、

もし全面禁煙したら客は、

分煙施設のある店に逃げることを恐れているようだ。

それならいっそ、規模の大小を問わずに、

すべての飲食店を全面禁煙にしたらよい。

施行前にその是非を巡り、

侃々諤々(かんかんがくがく)の議論があった航空機、

タクシー、列車、長距離バスなどでの全面禁煙は、

いまやごく普通の風景になっている。

居酒屋よりもっと長時間利用するこれらの公共機関は、

喫煙客の不便を考えずに全面禁煙にしている。

それなのに、飲食を伴うときだけ、喫煙者を特別扱いにする慣行が分からない。

中途半端に例外を設けるのでなく、

全面禁煙の次のステップは文字通り完全な全面禁煙にするべきである。

.

パチパチ〜。

そろそろそんな時勢になってきたような気がします。

俺が考える「たばこ」というのはドラッグそのもので、

調べると、依存性は全ての上、

なんとヘロインと同じ位置でした。

あれだけ強いドラッグが税収のために容認されているわけだけど、

法律が変わったらどうなるのだろうか?

と考えるときがある。

特に飲食店では吸わない人が辛いからといって、

お皿を持ったまま動くわけにはいかないので、

なかなか難儀するのです。

以前に仕事先の人が、

「たばこいいですか?」

と聞きながら火を点けているのを見て、

みんなは、

「あの人、ああして聞けば吸ってもいいと思っているんですよ」

と蔭で言っていたのを思い出しました。

吸わない人にとっては、

目の前で吸われちゃうのはかなり辛いことなんですよ。

「いや、吸わないで欲しいです」

ということを言える時代なのかもしれないな、と感じました。

以前にD師範(シェーン・ドリアン)のインタビューで、

「なぜ海に来て、あんなにいい空気なのにたばこを吸う人がいるのがわからない。

もしそいつらが自分のことをサーファーだと言うのなら間違いなく偽ものだと思う」

とあったことを思いだした。

自然が大好きなサーファーは、

LIVE LONG(長く生きよう)ということですよね。

すばらしい毎日のために何かできることをしましょう。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

窓から暖かな夕陽が見えますよ。

美しい週末になりますように。

2010年03月11日(木)

NAKISURFコピー集_(3058文字、中短編です)

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おはようございます。

夜明け前に起きると、きらめく満天の星がそらにあった。

今日は晴れるな、と思ったのだが、

少しすると土砂降りの雨があたりを満たした。

日の出頃に長老フレちゃんから電話があり、

「今日はパスするよ」と言う。

なんでも”ストマック・フルー”という流感に罹ってしまったようだ。

これは名前の通り胃に来る症状で、

昨夜は高熱、嘔吐でひどく辛かったそうだ。

「今朝になってずいぶんと良くなったが、

体力がほとんどなくなったので、一日ゆっくりしているよ」

というので、俺だけで闘牛岬に向かった。

到着すると、ハイウエイに誰もいない。

海まで降りると、浜も村も見事に無人で、

すばらしいダブル虹が沖にかかっているだけだった。

波も膝、

たまのセットの最大サイズでようやく腰の高さ。

この状況を見て、

キャンバスのミニノーズライダーの選択が正しかったことを知る。

オフショアが強い。

15〜20ノット程度だろうか。

(風速7〜10m)

虹は、東側の雨雲の位置によって、

消えたり、また現れたりしている。

たまに二重になり、そしてはほぼ透明なほど薄くなったりした。

セット間隔が長く、

考えようによってはフラットと言っても語弊はない気もした。

オフショアにのって沖に流されてしまう。

ある程度待って、それでも波が来ないと、

テイクオフの要領で全力で岸側に向かって漕ぐ。

「目安は波に三回に押されたら」

そのくらいで戻っていった。

そして、ここが波の来る場所なのだろうとうねりを待つ。

ひとりサーフはソウルだと思うのだが、

ずっと誰もいないと、色々なことを考えてしまうのです。

今日は例によってキャッチコピーの日で、

友人Wangちゃんには、

「不良開始のラジオ体操第一よ。」

とわけのわからないのが浮かび、

D先輩には「税務署291」

と、反社会的なものができた。

「イナリーズの帰りに」

これはイシハラマーケットに向けて勝手に作り、

さらには

「東郷神社脇を通って、いらしてください」

と、原宿ショールームのお客さまに竹下通りを通らずに来られる方法を知らせるコピー。

こうなってくると、止まらなくなって、

「キディランドは近所です」

「H&MとFOREVER21もありますよ」

「ビームス横丁からするりと入ったところです」

「ラルフローレン横からも来られるのですよ」

「ジンジャーシロップあります」

と原宿用のコピーがばんばんと浮かんできた。

「波乗り用の、いやNAKISURF用のを考えよう」

と思いつくまま指を折って数え、

それが55のところで波が来たので止めた。

2010_inaris_V3015

波に乗りながらもうひとつ。

「きらめく滑り」

さらにもう一文。

「翼ある世界」

さらに、

「ノーズに乗りました」

「オフショアに押されています」

「キックアウトまで楽しい」

「振り返ると、虹がありました」

とコピー人生となった。

その波待ちの際に完成した55のコピーをここに記しておくと、

「これがボードだ!」

「これから海に行きます」

「フィンとボードのヒミツ関係」

「がんばる前にサーフサプリ」

「温まれ、カラダ」(ジンジャーシロップ)

「ニューボードに誘い出されて」

「ごゆるりバックサイド」

「サーフィンは滑るだけ。ザッツオールでございます」

「ドラマな海へ」

「乗れば乗るほどにファイヤーブレード」

「今日の波は一生に一度だけ」

「Always Surfing.」

「空を飛んだ気がした」

「夕陽がこころを温める」

「波をもっと好きになりました」

「忘れない波」

「バレルの中は全重力」(昨日発売のブルー誌コラム用)

「これ、乗りますか?」

「セミ・ノーズライド」(ミニノーズライダー)

「板ひとすじ」(コール)

「新鮮滑走」

「原材料:海。」

「最小ボードBD3」

「やわらかいのが波」

「歌うように乗ろうよ」

「幸せに向かうパドリング」

「波のきもち」

「これからやってくる波へ」

「ノリノリもいいけど、男の乗りを見せようぜ」

「くつろぎの一本」

「最初に乗った波はどこですか?」

「It’s a Aviso」

「きょう、AVISOで」

「波と生きる」

「I’m Surfin’」

「のってセレナーデ」

「やがて心に変わります」

「Kandoサーフィンへのいざない」

「みなさまのボードです。」

「21世紀のソウルサーフィン」

「どこまで行けるのだろう?」

「海に浮かべる生活」

「波は人を磨きます」

「Surf Your Soul」

「たっぷり、海」

「夢滑走いつか」

「波の記憶、酒に溶かして」

あれ〜、

48までしか思い出せず。。

後7つは蒸発しちゃったようです。

と、オフィスにやってきてメーラーを開く。

そこには昨日発売となって、

愛梨ちゃんと土井さんから暖かくもありがたい感想をいただいたBLUE誌の画像を見ていた。

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シングルフィン特集なんですね。

「サーフィングのミニマルな楽しみ方」

をこうした強力メディアが提案していくのってすばらしいです。

スナプキンさん、ニュルさん、

これからも楽しみにしています。

さて、自分のコラム。

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実体験を基に書き上げてみました。

波一本のことで5000字となり、それを削って磨いて3000文字とし、

それでも多く、なんとか2000字以下として、

林編集長が2段組にして流し入れてくれた文章です。

このブログとは違う文体で書いていますので、

どうぞどうぞ読んでくださいね。

さらに弊社とタッグを組んで、

千葉太東ででAVISO試乗プログラムを実施しているテッドさんの自伝から

鋭意編集された『落第生のわだち』が16ページ掲載されていることを知り、

波乗り歴史文学を愛する俺は少し震えています。

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こういうのって、本当にすばらしい。

佳い時代だったんだろうな、

と当時の先輩たちの青春海を思い浮かべていました。

ノースハワイでアートギャラリー業を営むチャドが会いに来てくれた。

5月に新店をホワイトハウスの近くにオープンするそうで、

その誘いがあった。

その会話の中で、

「アップルの株価見たか?」

とあって、株には興味がないので、

「クイックシルバーが1セントというのは知っているけどね」

と答えると、なんでもすごい値上がりをしているらしく、

全てはiPadの発売の期待を受けているという。

iPadはウエブ、メール、写真、映画そして書籍を閲覧する画期的なデバイス。

薄く、軽く、どこにでも持ち運べる大きさと価格。

アメリカでは499ドルと、5万円以下の価格を達成していて、

絶妙なる値段設定にうなる。

そんな新製品にアメリカは沸いているようです。

けど、この発売時に「すごいよ〜iPad!」

と日本の人と話したら

「フラッシュが使えないみたいですよ」

とか、

「iPhoneで出来ることが大きくなっただけ」

と否定的な意見を聞いたが、

これも国民性なのか。

俺は肯定派で、

こうしたテクノロジーがどんどん進んで、

自分たちの好きなように選択できる時代というのに感動しちゃっています。

iPadの詳しくは下に

http://www.apple.com/jp/ipad/

アップル製品大好きです。

初めてのパソコン(先輩時代なのでマイコン)から使っています。

それから「欠けたリンゴ」のファンとなり、

今ではアップルストアでイベントをやらせていただいて、

この上ないほどうれしいのです。

Art_R0018092

さて、暦はもう木曜日ですね。

雪は溶けましたか?

なんだかこれで晴れて春になったような気がします。

季節って、変わるときはすごい違いなんですね。

夏になる前には梅雨になって、

秋になるときは台風。

冬になるときは秋雨。

浄化浄化で新しくなるのだろうな。

すばらしき、明るい日にしましょうね。

今日もお越しくださってありがとうございました。

ALOHA!

2010年03月10日(水)

春はざま ミニノーズライダー 好きに乗り_(2633文字、短編です)

こんにちは、

日本では春の終わりの雪が降ったようですね。

これを寒の戻りというのか、

春嵐というのかはわかりませんが、

天気は冬とのはざまであっちに行ったり、

こっちに来たりしているようです。

2010_rainbow_V4568

こちらノースハワイは、

春の始まりの例にもれず雨が多い。

そして強烈なトレードウインドが吹いているので、

自動的に風の弱いソフトサンドリーフに向かう。

着いたらうねりが小さすぎるのか、

「リーフ」は波が割れておらず、

ビーチブレイク側でサーフすることに。

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ブイ情報を見ると、

極小サイズだったのでミニノーズライダーを持っていった。

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5′11″のロングボード。

ファイブイレブンというと、たった180cmというわけで、

長老フレちゃんは、

「時代は変わったよな、5′5″のガンがあって、

ここの8フィートを5′0″で滑って、そして5′11″のロングボードか、

昔は重い思いをしてワイメアから闘牛岬までログをかついでいったんだよ」

としみじみしていた。

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CANVAS主宰のクリスちゃんはあえて5′12″にしている。

みなさんはご存じでしょうが、

5′12″は6′0″(183cm)なのです。

彼たちはそんな数字の遊びを楽しんでいるようだ。

俺はこうして数字のあとにカッコ=丸括弧(まるかっこ)をつけるのが面倒なので、

あえて5′11″にしてみた。

1インチなんて関係ありませんからね。

つまり5′12″とは、

「今何時?」

「2時60分」

というようなもので、とっても面倒ですよね。

そんなことをしていると、いつか

「それは三時じゃねえか。男らしくしろよ!」

とD先輩に叱られそうです。(笑)

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ノーズライダーだからというわけではないが、

今日はノーズライドだけに専念してみた。

このボードはノーズコンケイブと幅のバランス、

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そしてクリスちゃんの言うテイルキックが総和されていて、

じつにゆったりと安定しているボードなのです。

これがショートボードの長さだなんて誰も信じないだろうな。

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ノーズライドにはテイルキックが必要で、

これがあると、ノーズに乗っていても、

テイルが波にきちんとトレースしてくれ、

それはしっとりとした乗り心地になるのです。

写真のようにテイクオフしてそのままノーズに乗る。

ボトムターンまでノーズのまましちゃいました。

自分の足の前にサーフボードがないのって楽しい。

孫悟空の觔斗雲(きんとうん)みたいだなあ。

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サーファーにとって、

ノーズライディングはちょっとしたファッションか課題になっているらしく、

「ハングテン」

とか、

「ハングファイブ」

という商標やお題をずらりと見たことがあります。

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ここで自己流行中のキャッチコピーが浮かんだ。

「一寸先は海」

「そうは言ってもノーズのエッジまで足がのっていませんよ」

というお叱りのメールが読者や潤ちゃんから来そうだが、

こんなのはだいたいでいいのです。

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この程度でもノーズライディングの醍醐味が’あり、

正確には「3寸先は海」となるが、

「2寸3寸を気にしないほうが、一日を楽しく送れますよ」

とまだ来ないメールに返信する。(本当)

宛先はとおる、そしてCCはJUNで。

これもサーフ雑誌によくある『HOW TO』の弊害なんだろうか。

「左手はこの位置で、肩を入れて、後足を蹴るようにして」

というあれです。

「俺がHOWTOの講師になったら、

“お好きなように”

と教えるだろうから依頼がなかったのか」と今気づいた。

2010_Softsand_V8589ここでハイラインに持ち込めたので、

その真のノーズに乗る。

世の中は色々とややこしいです。

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「サーフィンはノーズだよ人生は」

というキャッチコピーが浮かぶが、

それなら

「ワタシはノーズで旅に出る」

の方が秀逸だと自己評価をしてみる。

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自省したのは昭和の作家だが、

平成のブロガーはこうして自己評価をする。

ビーチブレイクのいい波に乗れたようだ。

エンゼルスのマツイさんのオープン戦はどうだったのだろうか?

とか、

昨日のアカデミー賞授賞式の色々あれこれを考えていた。

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なぜ左手が上がってしまったのかはわからないが、

きっとスタンス修正をしたのだろうか?

できれば手はぶらりと、

『ノーガード/両手ぶらり戦法(©あしたのジョー)』

が好みなので、

こうして手が上がると苦手な数学の先生に

「はい、船木くん!」

と差されそうだ。

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ふう、左手は一瞬で下がったようです。

めでたしめでたし。

ずいぶんとノーズに来ました。

これなら読者や潤ちゃんに指摘されないノーズライドになったような。

「On The Board誌の見解はどうなのか」

をいつかブラッドピット似の辣腕編集長に聞いてみよう。

「みずきちゃん、元気ですか〜?」

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と関係ないことまで書いてしまうほど、

ロングボードのシークエンスは長い。

あんまり長いと、落語の『寿限無』を思い出してしまう。

撮る方も飽きてきたのか、カメラのバッファが切れたのか、

この後のショットはなくなっていた。

飽きてしまった俺は逆真流にしてみた。

本当に安定したボードです。

と大型客船の乗り味を思い浮かべ、

3週間前に横浜ベイブリッジをくぐれなかったクイーン・メリー2号を連想した。

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その後はスイッチスタンスにし、

このスリルにようやく波乗りの持つ辛みを感じて、

ドキリとした瞬間なのであります。

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ひゃっほう〜!

体が開いても「いつもより長く乗っています」

と海老一染之助・染太郎師匠風に。

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最後はクロスステップ風のハングファイブでフェイドアウトして、

自分ではマンライだとにんまり。

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ふう、やっと終わりました。

ロングっておもしろいですね。

俺はあまり際どい技をしないのですが、

それでもこんなにスリリングで、

サーフィンのエッセンスがしっかりとあって、

オリジナルな欲求を満たしてくれるのはうれしい。

2010_Softsand_V8621

なんといっても180cmの長さなので、

こうしてたやすい持ち運びが俺はとっても好きなのです。

サビタにも普通に車内積みできるし、

闘牛岬の長い徒歩にも楽々なのです。

メキシコ大ちゃんや千葉アジトの大西が揃って

「いい人です」

というデレック・ボックルマンの動画が届きました。

いい人と波乗りって関係ないようでいて大きく深く関係していると思う。

と、さまざまな先輩の顔を思い浮かべていた。

Derek Bockelman for Cole Surfboards and Naki Surf from jeremie brillant on Vimeo.

もう水曜日なのですね。

春はいつ戻ってくるのでしょうか?

今日もすてきで幸せな日にしてくださいね。

こちらは夕焼け虹がどこかに出ている時間です。

ALOHA,

2010年03月09日(火)

東風がさらに強くなってブンタイが変わり、砂粒にイナリーズを_(2238文字_短編です)

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こんにちは、

こちらは雨足は弱まったものの、

東からのトレードウインドがとても強い日となった。

昨日に引き続いてホワイトハウスに。

今朝はエニシ中村さんと待ち合わせをしていて、

彼は完璧な時間に電話をかけてきてくれた。

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美しい日の出を眺めながらサビタでドライブダウン。

南側海岸に出ると、昨日の半分程度のサイズ。

波ははかないなあ。

ややあって、長老フレちゃんがやってきた。

中村さんは、

「ブログで見ています」

とフレちゃんに言うと、

「俺は最近有名になってきたらしい」

と照れ笑い。

潮はミドルロータイド。

サイドウインドのデコボコが波面にたくさんあって、

滑走というよりオフロード走のようだった。

フレちゃんのBD3ライドを目の当たりにし、

「彼は何歳でしたっけ?」

「66歳です」

「そんなお年なんですね!やはりハワイはすごいですね〜」

「フレちゃんはハワイでも珍しいタイプだと思います。

66歳だったら普通はロングに乗っていますよ」

「そうですよね、あんな短いボードに乗っているんですもんね」

とフレちゃん話をしながら彼の滑走軌跡を後から眺めていた。

何回かセットが入り、

その波待ちの合間にパドリングについての詳細を話していた。

コミュニティ、そしてオーガニックのこと。

何本か乗り、虹を探すが見えなかった。

ここでフレちゃん終了。

「上がるな」

といつものフレーズがテイクオフのスプレイにやや消されて聞こえた。

昨日の波と虹を思いだしていた。

「海はなかなか思ったようにいきませんね」

といつもの台詞が口をつく。

さらに風が強くなってきたのでたまらず上がる。

上がるとフレちゃんが砂浜で待ち構えていて、

中村さんと記念撮影。

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中村さん家族もパシャリしました。

左から仁(じん)くん4、たかこさん、太音(たお)くん2、中村さん。

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とってもオーガニックでヘルシーなファミリーでした。

次は南スペインでお会いしましょうね。

春の証明なのか、

プルメリアの色づきかたがこうしてセクシーになってきました。

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霧雨が集まってできた水滴は、

まるで宇宙を閉じ込めているようです。

パシャリと、その拡大世界に大満足して、

ランチはとっておきのトレーダージョーズ・シリアルを。

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これにマカダミアナッツを入れて食べるとさらにおいしいのです。

『バナナ・マカダミア・ナッツ』

って語感もいいなあ。

このシリアルをNAKISURFで扱えるようにしたかったのですが、

食品の輸出入って色々とややこしいので現在頓挫中。

こうなったら輸入食品の権威、

俺の大好きなKALDIで扱ってくれればいいなあ。

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サビタに残された靴下を発見し、

そしてその中から出てきた砂がイナリーズのものだと断定した。

俺はあまり足を拭かずに靴下を履くので、

家に砂を持って帰ってくることになる。

周知の通り波好きなのだが、

波に関係している砂も大好きなのです。

それは、

こうして出てきたときにそのブレイクを思い出せるからに他ならない。

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去年は屋久島の砂をボードにつけたままケースにしまい、

それが原宿ショールームでザラザラっと出てきたときには、

「おーい、これが屋久島の砂ですよ〜」

とスタッフに自慢したことを思いだした。

他人にとってみたら

「屋久島の砂がWHAT?」

となるのだろうが、

本人にとってみれば、

無数にちらばった砂粒ひとつひとつにそのときの記憶がコーティングされているようで、

なかなかありがたいものなのです。

そんなことを思いながら、

その白みがかったイナリーズ砂粒をマクロに眺めていた。

こちらはそろそろアボカドの季節でして、

樹からたっぷりと実り、どんどん熟してくる。

メキシコ大ちゃんに教わったワカモーレ。

R0018489

トマト、タマネギのみじん切りにアボカドを混ぜ合わせ、

コリアンダーを散らして、

ライムと塩で味を調節したら完成です。

軽く焼いたトルティーヤで巻いて食べると、

ロザリートの『ポポトラ』そのままの味にグラシアス。

R0018486

話は変わり、

昨日読み終えた本のお話を。

それはもうすぐシーズン到来の野球関係で、

こちらは2006年のWBCもの。

大好きな野球ライターの著書で、

あの大会期間中に報道されなかった真実がここまでたくさんあると、

「野球選手も大変だ」

と王監督やイチローさんに感情移入してしまった。

最近囁かれているというイチローさんとマツイさんのすれ違いのきっかけもこの中にあり、

ベースボールとプロ野球、

そしてメジャーリーグの明確な緯度の違いをさらに知った。

2010_V4661

この刊を読むのは二度目で、

けれどしっかりと一気読みしてみました。

野球ファンには満点の一冊だと思います。

本っていいなあ。

今日もお越しくださってありがとうございます。

そうだ、弊社扱いボード関連のブログページを作成したんですよ。

http://www.nakisurf.com/links/blog-links.html

コールも書いていて、

AVISOジョンに王子ニック。

そして純城にクリスちゃん。

なかなかすごいラインナップではあります。

一番掲載頻度が高いのが王子ニックで、

純の頻度が世界標準なのかもしれませんね。

今日は(も)波乗りと、

ノースハワイと天候と、

花と食べ物と本の話でした。

「何が書きたかったのですか?」

とメールが来そうな予感だが、

一日ってこんな感じではありませんか?

朝起きて、体をほぐしながら歯磨きして、

コーヒーを一生懸命に入れ、

真剣にカメラをセッティングして、そんな今日です。

みなさんもすばらしい火曜日となりますように!

寒くなるそうなので、暖かくしてお過ごし下さい。

春は隠れちゃったのかなあ。

2010年03月08日(月)

Eスラッジハンマーでのダブル虹の意味は思想のプリズム?_BD3の各々インプレッションを知り、モデルになったD大先生_(なぜかゾロ目の5555文字_中編です)

こんにちは、

今朝起きてブイ情報を見るとEの字ばかりがそこにあった。

『E』はeastであって、

つまり「ハワイ海上は東うねりだらけ」、ということだった。

この島の東側ではまだサーフしたことがなく、

さらに言うと、用もないのに空港街を通り抜けて、

人口密度の多いブレイクに足を伸ばしたりはしないようにしている。

逆真会ではないが、

「人と違うことをする」

というのを心がけている結果が東側のブレイクを遠ざけているようだ。

で、波情報を収集をすると、

ソフトサンドリーフは昨日程度。

だがあそこは遠く、毎日行けるような場所ではない。

昨日、闘牛岬がこの東うねりの回り込みで良かったようで、

だが、激烈な混雑だと聞き、即座に選択から外した。

東うねりだったらホワイトハウスはどうだろうか?

あそこの”スラッジハンマー”という第2セクションが東うねりで出現したはずだ。

スラッジハンマーというのは尋常なネーミングではなく、

訳すと「壊滅的な大カナヅチ」ということになる。

要はこのリップを受けると、

人間が壊滅的な打撃を受けるということ。

で、ラワイバレーを下り、ホワイトハウスに着くと、

スラッジハンマーは見事なるブレイクを見せていた。

しかも無人、どこまでも無人。

ハイウエイにも人はいないし、

「TSUNAMIか?」と思うほどだった。

20100307_NH_V8729

無人はいいのだが、あまりにも無人なので、

情報伝達も兼ねてフレちゃんに電話をし、

「誰もいないのです」とやると、

「日曜の朝はそうなることがあるぞ。みんな教会に行くからな」

さらに波のすばらしさを伝えると、

「後3分で家を出る」と電話は切れた。

BWGにワックスを塗ったり、

ウエットを着ていると、

フレちゃんがやってきて、

「よくやった!こんなにいいとは思わなんだ」

と大喜びしている。

フレちゃんによると、闘牛岬は現在30人以上のサーファーがいて、

こちらは4つのブレイクをもってして全て無人。

東うねりと、南側ブレイクが結びつかなかったのだろうか。

さらに昨日まで突風並に吹いていたトレード(貿易風)が、

今朝は止んでいたので、

各ブレイクでサーフ可能だったようで、

島全体にサーファーは散らばっていたのだろうか。

急降下ドロップをBWGで楽しみ、すばらしい日曜日の朝となった。

セッション後半にそれは大きな虹が二重に出て、

俺とフレちゃんは、

「これはすごいダブル虹だ〜WOW!!」

とずっとそれを見上げていた。

俺は「ここにカメラがあればなあ」

とうれしいやら悔しいやらというフクザツな心境。

どうしても撮りたかったので、

次の波に乗って上がり、

ウエットのまま移動して撮ったのがこれ。

20100307_NH_V8676

ここは南側なので、

朝の虹は沖にいると西側(右)の海の上に架かり、

岸に上がると、山にかかってしまう。

時間的に太陽が昇っていくと、虹はこうして地に這うようになる。

太陽が低くなると、

円弧が大きくなるというのはハワイに越してきて知ったことだ。

それにしてもこの島は虹を見ることが多い。

けれど、決して慣れることがないのが虹で、

空に架かった大きな色彩を見ていると、

ありとあらゆることを考えてしまう。

「思想のプリズム」

とキャッチコピーが浮かび、

コーヒー色のランボルギーニの人に伝えようと思ったが、

それは週末書いたブログのことだったと、思いとどまった。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/11125

たまにこうして、

自分のブログ世界に書いた本人が引き込まれちゃいます。

20100307_NH_V8731

さて、スラッジハンマー。

いつもは波にも引き込まれて、

したくもない海底散歩やハイハイをしたりするのだが、

今日はBWGのおかげで一度もそんなことはなく、

平穏で安全な滑走を楽しめた。

上がってきてすぐにドッキーに電話をかけて感謝の意を伝え、

「フナキさん、それでは”世界が終わるかも”

と聞いたときにはこのボードを持って家を出ますか?」

と難しい質問をされた。

少し考えてから、

「このBWGとツインスタビを小波用に、

そしてトライがあれば無敵なのでそうするでしょう」

と答えると、ツインスタビではなくクアッドではどうでしょうか?

と聞かれ、それもそうだな、と感じていると、

iPodからは陽水さんの『傘がない』がかかっていた。

2010_NH_T7626

ウエットを洗ってからココナッツコーヒーをオーバードーズして、

たまっていたメール仕事をしつつ、

南房総のあの人、

新島のあの子、

奄美のあの人、

屋久島の師匠、

そして石垣島のがんちゃんにそれぞれの内容でメールを書いた。

日本が朝4時という時間にメールが来た。

これはD先輩だろう、

と思ってメーラーを開くとやはりそうで、

先日お願いしていた

『Dセンパイ・インプレッション』が届いていた。

9J4V1513

「現在お持ちになられているモデルを、各5000字でお願いします」

と依頼すると、5000字という量にピンと来られなかったのか、

「うん、楽勝で書いちゃうからな。ちょっと待ってろよ」

と引き受けていただいた。

これがその第一弾の『AVISO BD3』となる。

あえて、推敲も修正もしていません。

D先輩独特のブンタイでぜひ。

件名『BD3 の5′0″』
.
差出人”MIURA “
.
この「BD3」は、カリフォルニアはサンクレメンテからの輸入ボード。
そんなことは聡明なみなさんは知ってますよね。
しかも最上級グレードのAVISO。
ランボルだったらレヴェントン、フェラーリだったらエンツォだねきっと。
ほか弁だったらうなぎダブル弁当か、大海老フライ&牛焼肉御膳だ。
中華ならカニ玉に酢豚か。
「麵硬味濃チャーシューチャーシュー玉子のりのりきくらげきくらげ」
は吉村家の最上級です。
ナボナはお菓子のホームラン王。
三時のおやつは文明堂ってね。
吉村家は、新杉田の店に俺が16才(昭和50年)の頃から通っているからラーメンは詳しいです。
最近は環2家の店長鶴巻くんのスープがいいね。
こくがあってまろやかで。
あれ、話が飛んじゃった。まあいいか。
これは字数を稼げるな。
船木は「最低でも5000字は書いてください」
というけど、司馬遼太郎じゃあるまいし、そんなに書けるわけないよな。

なんだっけ?そうそうBD3のインプレでした。

すんません。

今オーニシさんが向こうに行っているけど、

カリフォルニア好きの俺はそれまでもうらやましいんだよ。
ローカルのさ、外人に「ハーイ」と挨拶してさ、いい波にたくさん乗ってね、
向こうはみんなよそ者にやさしいのよ。
こっち(日本)みたいによそ者だって睨まれないのだけでうれしいですよね。
日本ももっと大人になれよな。
ピアに沈む夕陽見てさ、
タコスでビールというのはもうトーマス・キャンベルだっけ?
そんな映像世界なのよ。
昔にポップアイって雑誌あったけど、
もうそんな西海岸の俺たちの夢がまだあっちにあるんだね。
これで何字かけたかな?
ひゃあまだ570字だってさ。
船木はさ、毎日3000字くらいブログに書いているけど、
変だよね。
もしかしたらバイトに書かせているのかもね。(笑)
疑うよな、ほんと。

さて、BD3だ。

「短くても100%の波乗りになる」
と言っているユーザーは多く、
たしかに船木の言うように“最速”がバンバン出るのも事実だ。
俺が始めて乗ったのは奄美のクラマスで、
その船木から借りて乗ったんだけど、
あまりの調子良さに姿をクラマスようと思ったよ。
わかる?わかるよね?
クラマしちゃ先輩としていけないと、思いとどまったけど、
クラマは俺世代なら鞍馬天狗でしょう?
あはは、もうしつこいね。
酒を飲みながら書くのっておもしろいですね。
ウミカフェローカルのRさんや、
“ハーバーライト”ローカルのKさんにも乗ってもらったんだけどさ、
みんなノーズを浮かせすぎで、
ちゃんとバシと乗れないんだよ。
「もっと前ですよ」
と言おうと思ったけど、黙ってた。
したらさ、「三浦くん、これ乗れるの凄いね−」
と誉めてくれたからさ、俺の面目躍如だったよ。
プロの世界は厳しいのよ。
俺はさ、昭和34年生まれで、
”仕事は盗んで覚えろ”って親方から教わった世代だからさ、
そう簡単には物事を教えないんだ。
でもさ、NAKISURFの人には教えちゃうよ。
なんたって俺は夢にまで見たライダーだからね。
でも「前に乗ってパドル」って、
船木もどこかに書いてたな、これ。
まあいいか。
えーと、まとめますと、
早くて、ターンも伸びて、
もうとんでもなくニクイボードです。

ニクイボードだからBD3じゃなく、BD291にしろよ、

って、このあいだ船木にシロカネのラ・ボエムで言ったんだよ。
したらさ、
「爆撃機みたいな名前だから平和なNAKISURFでは却下させてください」だって。
本当にニクイよな、「お前なーそれじゃラ・ニクイぜ」
って言ってやったんだよ。ちゃんちゃん。

これで何字?

1300字。。
1万円を半分にするといくらだっけ?
これじゃあ落語の「時そば」みたいだよな。
あと3700字はみなさんにさしあげますね。
ひゃあ、NAKISURFのライダーはこのようにしごかれますのでご注意を。
家系ラーメンもCヨロでお願いします。

にくい。

と終わっていた。

先輩すごいです。

やはりこういうのはありがたいです。

補足ですが、

「ニクイ」というのは先輩が最近使用されている変形形容詞で、

英語だとenviableだと思っています。

辞書風に説明しますと、

〔動詞「うらやむ」の形容詞化〕うらやむ気持ちをそそられ、憎くなってしまうさま。人が恵まれていたり、物事が優れていたりするのを見て、自分もそのようになりたいと思うさま。

「彼の優雅な生活が—・い」

「—・いほどの美貌」

[派生] ——が・る(動ラ五[四])——げ(形動)——さ(名)

今度はきんちゃんからメールで、

奇しくも同じBD3のインプレッションが届いた。

不思議なことってあるんですね。

こちらも同じように編集せずに掲載します。

件名『BD3 (50)』
.
差出人”SONEKIN “

.

こんにちは、船木さん友人のきんです。

先日、千葉でAVISO BD3(5’0”)を試乗したので、

私なりのインプレッション(体重重視!)を書きます。

さて、私は身長168cm、体重70kg、年は50才です。

通常は

COLE FIREFLY 5’11”×19”×2-3/8”に乗っています。

BD3は以前に、5’1”と5’2”に試乗した事があり、今回は初の5’0”でした。

当日は波も良く、たまにチューブというコンディション。

さて、感想としては、私にはこの5’0”が一番合っていました。

テイクオフを考えれば、5’1”の方が楽なのですが、

乗った後を考えた場合、この板の性能を引き出せたと思います。

スピード感、板の切り返し等、大満足な一日となりました。

帰りの車内ではとてもいい気持ちでイーグルスの

『ホテルカリフォルニア』を聴いていたのですが、

「We haven’t had that spirit here since nineteen sixty nine」

の意味がわかり、

コールさんは1969年以来(ウッドストックですね)に

精神(歌詞では酒となっていますね)を復活させたのだ、

と頭の中がピッカリと輝くようでした。

すばらしい。

パドル力さえあり、

中級以上の方であれば、

5’0”でも70kgまでは十分いけると思いますね。

また、フルスーツの重量を考え、

テイクオフを楽にと考えている方であれば、5“1だと思います。

また、いつも思う事ですが、

BDに乗り、通常ボードに戻った時に、気のせいかテイクオフが上手くなっている気がします。

BDが短い為、

正しい体の位置?テイクオフの仕方?が矯正されているから??

ん~不思議です。

一皮むけた気がするんですよね。

ノーズ側に乗るようにするとテイクオフも早く、スタンスも自動的に決まるので、

とにかくノーズが水面に当たる程度まで乗り込んでくださいね。

この文章を読んで、「こんな親父でも乗れるんだ~」と思って頂き、

そしてオーバーヘッドの波をBD3でクルーズしているご自分を想像して頂ければ幸いです!

ぜひ!

NMS_0553

と、あの日一番のバレル写真が添付されていた。

きんちゃん、

ありがとうございます。

うれしくてライダーになっていただこうと思ったが、

ライダーだらけになってしまうのでぐっとこらえる。

そうしていたらNAKISURFライダーのドノバンが

「フナキサン〜、コンニチワ〜」

と、お土産のメネフネマート謹製のイナリスシ片手に現れた。

これも不思議。

2010_Donavon_T7941

俺のシャツを着て、スカーフを巻いて、

といつものことをやってから、

モデル撮影をお願いした。

「雨は平気か?」

と東の黒い雨雲を見て心配がるD大先生。

2010_Donavon_T8112

これはある雑誌社が社運をかけて発売する、

サーフ小物のライダーにD大先生がなり、

それを使用する商品の授与と、その撮影なのでありました。

「まだ非公開でお願いします」

と担当の方に言われているので、

ここでお見せできないのは残念だが、

それはまるでポルシェかフェラーリ。

いいなあ。

とオジーもにっこりしています。

2010_Donavon_V4502

またまた不思議なのは、

オジーがウッドストックのTシャツを着ていたこと。

これもきんちゃんのインプレッション文章内にある内容で、

これで全てが円くつながったような気がした日曜日。

撮影が終わった途端に大粒の雨が落ちてきた。

そんなこんなで全ては完全なる円を描け、

俺の胸のなかで拍手がはしゃいでいるようだった。

週が明けましたね。

月曜日のお忙しいところをNAKISURFにお越しいただき、

本当にありがとうございます。

トップページの小バナーのデザインが変わり、

http://www.nakisurf.com/

ツイッターがもうすぐ700人のフォロワーとなります。

何か記念的なものをしたいなあ。

「ここはいつでも海色の、幸せな発信基地でありたい」

と朝見た虹を思い出しながらここまで書いてみました。

20100307_NH_V8672

また明日お会いできたらそのときに、

そうでなかったらいつかぜひ。

Have a wonderful week!!

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