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【サーフィン研究所特大号】スカイアンドシー・ムロト2023_(2088文字)

ここ数年かけて、

『ターンよりもトリム』

ということに気づいた。

というより、

トリムの愉楽がターンの圧よりも勝ってきた。

Cosmos Surfboards TheOne 6’8”

Original Twin-Fins

.

これは肉体的なことよりも、

精神的なことが大きいと思う。

トリムを選択することでサーフィンはより軽く、

そして滑らかになるようだ。

昨日ここにポストしたUSAショッピングセンターの反響が多く、

うれしくなって東入口付近を撮ってみた。

USAだけにエンジェルス人気が高いようで、

こんなところもうれしい。

ドラゴン・グライド・プロダクションズは、

「プロフェッショナル」の集まりである。

例えば、

聖式カルちゃんが銘ヘア・サロンを主宰していたり、

総料理長が、

ミシュランのダブルスターを取ったりされている。

または前田博士は、

サーフボード・ビルドの権威であり、

逗子サーファーズのナルちゃんは、

飲食業の師範でありつつ、

湘南のアニキを引き継いでいる。

ちなみに私がドラグラの広報部長であり、

主に法王たちのパプリックイメージの構築をしている。

ドラグラのグラフィック部は、

小学生のジローくんから、

今月28日に75歳になられる華厳さんがいて、

幅広い年齢層を誇る。

そのドラグラ・グラフィックでは、

この夏のスカシーこと、

スカイアンドシー・ムロトのTシャツのグラフィックを承った。

思い返すと、

スカシーTとドラグラ・グラフィックスは契約して4年も経つ。

『スカシー X ドラグラ』は、

これまで数々のデザインを展開し、

ありがたいことに土佐高知のみならず、

全国にファンが誕生しはじめたという。

まず最初は、

『ミサキマチ・プレートランチT』だ。

私のTheOne(コスモス・サーフボード)が、

看板の台座の前に写りこんでいる。

このイメージは、

旅の途中だったり、

室戸岬の荒涼、

そして寂寥(せきりょう)と、

閑散(かんさん)感に浮かびあがる銘プレートランチが、

サインボードによって表現されている。

“BEST IN TOWN”

私は古着屋で働いていたことがある。

そのときにたくさんのグラフィック・デザインを通過してきた。

で、

秀逸なものはたいてい、

ことごとくシックスティーズというか、

1960年代後半のウッドストックの気配があるものだ。

そのビンテージ感をスカイアンドシー・ムロトに持ち込み、

あえて『ムロト』という地名を取り去ったのがこのビンテージ・パーティT。

乾いた大気と降り注ぐ太陽、

一日がたっぷりとある夏の日。

胸には空と海、

スカイ・アンド・シーという言葉そのままに。

室戸岬を一躍有名にしたのは、

弘法大師こと空海だろう。

空海こと佐伯眞魚(さえきのまお)は、

修行の地を室戸岬と定め、

御厨人窟(みくろど)と、

神明窟(しんめいくつ)という東向きのふたつの洞窟で修行を始めた。

するとある日、

ここで奇跡が起きた。

その後の空海は、

「土佐室戸岬で明星来影す」

そんな奇縁を受けたと、

著書「三教指帰(さんごうしいき)」に記している。

明星とはなんだったのだろうか?

明星後の空海は遣唐使船で唐に渡り、

自力で、

しかもあっという間に

「この世の一切を遍く照らす最上の者」

を意味する遍照金剛(へんじょうこんごう)という地位となった。

当時ローマ帝国以来の10万人都市となった長安のことだ。

長安(唐)から見ると、

辺境の日本から来た小僧が、

何千人も弟子がいる主宗教の頂点に立つというのは、

どう考えても無理があるが、

事実それを成し遂げている。

805年に凱旋帰国した空海は、

嵯峨天皇と醍醐天皇たちの天下太平を支えた人となった。

台風の南東うねりがあるときに修行場のみくろどに行ってみると、

千年の時空を超えて、

岩の上に立つ空海の気持ちとなるのだった。

この宇宙の入り口であるかもしれない場所でシャッターを押すと、

信じられないほどのパワーを感じた。

それをスカイアンドシー・ムロトの空海の間に掲げつつ、

Tシャツのグラフィックとなって、

着る人に力をみなぎらせるという魂胆だ。

室戸岬を紹介しようとすると、

言葉の洪水はとまらない。

室戸岬町に伝統的なリズム&メロディで、

新しい根を下ろすのがスカシーこと、

スカイアンドシー・ムロトだ。

スカシーは空海や健食、

パワースポットからの森羅万象、

そして自身の持つ記憶という連鎖反応を起こす場所だ。

そんなリズム・パターンでスカシーのことを想うと、

「解放」という言葉がくっきりと浮かび上がってきた。

そしてこのコラージュの題名を

「Emancipation of Muroto」

というタイトルとした。

意訳すると、

「室戸の解放」となるが、

じつのところ『魂の洗浄』という意味がひそんでいるのだ。

各デザインの商品は、

上のQRコードよりどうぞ。

【巻末リンク:スカシーと空海】

【サーフィン研究所】土州室戸崎勤念心観明星口入虚空蔵光明照来菩薩威顕仏法無現_スカイアンドシー・ムロト到着!!_(1449文字)

【巻末リンク*2:スカシー&おいしいもの研究所】

【サーフィン研究所】サウザンクロスと無限智恵菩薩の4連休_スカイアンドシー・ムロトのスペシャル・イベント_(2358文字)

【巻末リンク*3:スカイアンドシー・ムロト民話】

【ドラゴングライドプロダクションズ文芸〈長編〉】蔵ラウンジ物語: 東昇のハイライン_(3799文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!