ノースハワイに戻ってきてから虹虹虹のオンパレード、
朝だけで3回、夕方には出たり消えたりと、
シングル、ダブルと濃い色彩プリズムショーを長時間楽しみました。
ホワイトハウスでクイックサーフすると、
前車のオイル漏れに雨が降り、
地上にもこんなハート虹。
やはり昨日のウミガメは竜宮城からの使いだったのかもしれません。
と、うっとりと浸っている暇もなく、
リフエ空港に舞い戻り、オアフ島にやってきました。
大好きだったテッド・ベーカリーのチョコレート・ココナッツパイを見つけてにんまり。
アラワイ運河沿いに宿を取ったんだけど、
騒音のうるささであまり眠れずに、
今はスターバックスのクヒオ店で豆乳紅茶を飲みながらこれを書いています。
これからレンタルボードで波乗りしてこようかなあ。
あっ、南西波はしっかりありますよー。
ワイキキー!
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さて、カリフォルニア編の続きです。
ノースハワイのクレイグがサンディエゴでのミーティングにやってきていて、
その合間に弊社に遊びに来てくれました。
せっかくなので構脚橋、つまりトレッスルズに行こうということになった。
みなさんもご存じのようにこんな高名のブレイク、ポイントは異常に混んでいるのだが、
逆にそのピークを外すと、ほぼ無人となることを知っているのでそんな隙間を狙ってみた。
この日は南うねりだったので、ローワーズは約60人がワンピークにひしめき合い、
アッパーズはロングも取り混ぜて40人くらい。
そこでアッパーズのインサイドに
『ベイ』というフラットな砂と玉石の地形があり、そこに行きました。
ND9をトライフィンとし、「コールド」のグレードのワックスを塗る。
干潮のベイにロックダンスをしながらパドルアウト。
ウニや貝があるので、危険といえば危険です。
水温は少し下がって、2mmのフルスーツでばっちりでした。
ベイのブレイクはフラットな地形なので、
テイクオフするとすぐに波壁を走り、速度をつけなくてはならない。
ND9はこんな場所でも初速を稼ぐことができ、それは日本で感じたのと同様だった。
クレイグはAVISOダイヤモンドバック 6’0″で、
彼の巨体(90kg)を浮かべられるほどアライヤ並に浮力がなかったが、
文句も言わずにクルーズしていた。
メキシコ大ちゃんでおなじみの大地くんは、
現在メキシコはエンセナダの日系企業で働くアミーゴ戦士だが、週末を利用して会いに来てくれました。
コールのレトロフィッシュを愛し、
K39やエンセナダシークレットで仕事前、後と毎日サーフしています。
それと、弊社メキシコボードケースのプロデューサーでもあります。
さて、ND9は薄くて短いのによく走る。
これらは柳瀬に撮ってもらった画像だが、それを見て納得した。
↓このようにボードが浮いているので、それで速度を感じられているのだ。
「ボードが浮く?当たり前でしょ?」
とはD先輩でなくても思いがちだが、
こんな極限まで短く、薄くしたミニボードでは、
初速で浮き上がらないとサーフィングにならないのです。
全てはバランスなのだが、
特筆するのはエントリーロッカーからコンケイブに流れるボトム形状に比重がかかっている。
今回このアッパーズのベイで乗っていて、
「いつかどこかで乗ったことがある乗り味だなあ」
ということだった。
千葉公平さんの削ったZ-Ryderの感覚を突然思い出した。
隠し浮力、ソフトレール、クアッド、スワロウテイル、
そんなこと全てがなんとなくだが似ていて、
車で言うとスポーツクーペ系にカテゴライズでされる走りと斬れ味だ。
↑ホワイトウオーターのバウンスもボードが泡の中に入りこむなく、こうして波の上に浮き上がってくる。
ND9のいくつかの特筆すべき特徴がある。
1.短いからそのターンの切れこみは速く、回転半径が狭い。
2.薄いから脚にくっついてきて、際どいところで粘る。
3.テイクオフの際に全くブレずに、掘れ壁、緩波も滑り出していく。
サーフボードとは不思議なもので、どの個体にも特徴があり、
それを知れば知るほど自身のマニューバーが変わり、新しい領域に入る。
これは「上手になる、ならない」というのとは違い、
波をどのように滑るのか?
という料理でいうところの「調理法」が変わってくるのだ。
重いボードだと波上部の少し下で切り返したり、
斬れこみが軽いボードだと、波のトップのギリギリまで待ってから急激に傾けたりと、
全てはサーフボードの違いがそのセッションの風味、味覚となります。
□
さて、メキシコ大ちゃんはクレイグとボードを取り替えて、
念願のAVISOライドとなりました。
↓こんなオフザリップをして、本人はもちろん俺が驚きました。
「おー!やるねえ」
と俺のND9とその過浮力のダイヤモンドバックをさらに取り替え、
高い切り返し点でのオフザトップを楽しむ。
サーフボードは深い、とドッキーとコール、そして公平さんたちのことを思い浮かべていると、
クレイグと大ちゃんが終了し、カメラ係の柳瀬が暑さに負けてトランクスで入ってきた。
「寒いでしょー!」
と驚くが、「いえ、少しだけ冷たいです」
と外人並の皮膚感覚で夏の福島か、
現在の太東岬並(エアロ星さんより)の冷水をファイヤーブレードでクルーズしていた。
すごいね、と彼の勇気と「水ごりの行(水垢離)」を讃え、すでに満潮近くなった浜に上陸する。
大満足の日曜日でした。
↓使用ボードは左から
レトロフィッシュ5’4″(大ちゃん’s)
AVISO DB 6’0″
ND9 5’2″
Fire Blade 5’6″
というダイヤモンドバック以外はミニボードが結集しました。
クレイグも「レトロフィッシュの方が浮きマシタ」ということで、
ボードがどんどん短くなっていることを感じた日でもあります。
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Waikikiは朝5時からいるのですが、
どんどん人が増えてきて、やはりここは大都会だと感じています。
100万人都市と聞きましたが、
今日は都会ならではの楽しみを見つけてきます!
みなさんもHave a great day!
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俺がワイキキでビーチボーイのバイトをしていた頃(80’s)はグランマがやってる鄙びたプレートランチ屋があったりして、少しだけノスタルジーを感じたものだったが、今はまるで銀座の様相だよね。一日1万人位の観光客がin/outしてると聞いた事があるが、ワイキキ沖(waikiki Ea)の美しさと裏腹に、1万人分のし尿は1日にロイアルハワイアンホテル一棟分の容積があると聞いた。そしてクヒオビーチの砂ははるばるオーストラリアから運んできているとは。そんな事を知ると、昔のワイキキに行ってみたくなるのは俺だけだろうか、、。
昨日原宿ショールームにて黒いオバQ引き取りました ビデオまで頂きありがとうございました DODOGEステッカー買って早速うちのラムトラックに貼りました(笑) 色々ありがとうございました 今後とも宜しくお願いします
Hokuさん、
やっぱりビーチボーイすごいです。
俺もその頃、そういう経験をしておけばよかったなあ、
なんて今思っています。
ワイキキはカラカウアが銀座で、クヒオが大久保のようです。
1万人の観光客ですか!
やっぱりすごいや。
昔のワイキキに行ってみたいです。
shunavonさん、
写真拝見しました!
こんどぜひD先輩にお見せしたいです。
写真を掲載してもよろしいですか?
こちらこそ末永くよろしくお願いします。
ぜひ~掲載して頂きたいです(笑)ナキサーフ東京城南支部の宣伝カーですから(笑)もう一枚撮ったのと船長のサビタに乗せられそうなLMカウル見つけましたので一緒にお送りしておきます。
shunavonさん、
ありがとうございました!
城南支部をこれからもよろしくお願いします。
250GTOのカウルも探しておいてくださいね。(笑)
ナキさん! 90kgじゃないよ! 190lbs。です。。。!
デブなんだけど、もっとデブにしないでよ!!!
:-)
クレイグさん、
190lbをkgに換算すると、86.18255でした。
日本式の「四捨五入」ナノデス。
または3.81775kgをマケテください。
クレイグさんのは筋肉ですね。(笑)