【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その10_(459文字)
【日曜日の連載シリーズ2月編】 銀鯖道の夜 十 ジロバンニはみんなの居る方へ行きました。 波乗人たちや町の人たちに圍まれて、 バリのヤマザキさんに似てゐる學校の先生が、 黒い服を着てまつすぐに立つて、 右手に時計を持つて […]
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【日曜日の連載シリーズ2月編】 銀鯖道の夜 十 ジロバンニはみんなの居る方へ行きました。 波乗人たちや町の人たちに圍まれて、 バリのヤマザキさんに似てゐる學校の先生が、 黒い服を着てまつすぐに立つて、 右手に時計を持つて […]
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【日曜日の連載シリーズ2月編】 銀鯖道の夜 九 ジロバンニは丘から飛ぶやうに下の廣い砂浜へおりました。 砂浜にぼうつと見える小さな川があつて、 ヨオドの水が流れてゐました。 ジロバンニはちよつとの間、 ここでとまつて、
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その9_(676文字) 続きを読む »
【日曜日の連載シリーズ2月編】 銀鯖道の夜 八 そして夢であるいた天の川もやつぱりさつきの通りに白くぼんやりかかり、 まつ黒な東の水平線の上では殊にけむつたやうになつて、 その右には太東岬にある橙光がうつくしくきらめき、
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その8_(484文字) 続きを読む »
【日曜日の連載シリーズ】 銀鯖道の夜 七 ジロバンニは眼をひらきました。 タマサキの丘の上でねむつてゐたのでした。 胸は何だかをかしく熱り、 頬にはつめたい涙がながれてゐました。 テイクオフのやうにはね起きました。 あた
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その7_(363文字) 続きを読む »
【日曜日の連載シリーズ】 銀鯖道の夜 六 やつて來た青いろの車の中は、 明るくネオン燈がついて、 いろいろな寶石が波のやうな色をした厚い硝子の盤に載つて、 星のやうにゆつくりめぐつたり、 まはつて來たりするのでした。 そ
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その6_(319文字) 続きを読む »
【日曜日の連載シリーズ】 銀鯖道の夜 五 ジロバンニはぢつとタマサキを見ながら考へました。 (ぼくはもう、 サーフしてしまひたいといふ氣持がするのでした。 陸からはなれて、 波壁へ、 どこまでもどこまでも飛ぶやうに滑つて
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その5_(707文字) 続きを読む »
【日曜日の連載シリーズ】 銀鯖道の夜 四 タマサキのうしろはゆるい丘になつて、 その黒い平らな頂上は、 ふたご座β星ポルツクスの下に、 ぼんやりふだんよりも低く連つて見えました。 「波へ乗る。」 ジロバンニがさう云はう
【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 その4_(855文字) 続きを読む »
二 青龍波 ジロバンニが學校を出てタマサキ浜に行くと、 同じ組の七八人はエツクスにあるヨオド泉のところに集まつてゐました。 なんでも青龍の、 すごい波に向かつている人がいて見ているらしかつたのです。 その人の顔はなにかほ
【サーフィン研究所連載】銀鯖道の夜 その2_(725文字) 続きを読む »
ごぞんじのように土曜日はHeat wave(熱波)だった。 上総一ノ宮の隣駅の茂原では、 25.2度の記録を出したと報道があり、 タマサキ浜も同じく夏模様となった。 ただ水温は低く、 14度程度だったので、 まるでカリフ
【サーフィン研究所】夏日のタマサキ_ギンサバミチ第一回目の感想集_(1260文字) 続きを読む »
いまからちょうど99年も前に宮澤賢治(宮沢賢治)が、 『銀河鐵道の夜』(銀河鉄道の夜)を書きはじめた。 (1924〜1931年ごろまで) これが未定稿のまま、 遺(のこ)されたことで、 さまざまな解析や解釈が無数に生まれ
【サーフィン研究所新連載:宮鯖賢治】銀鯖道の夜 その1_(1313文字) 続きを読む »
毎日が快晴の夏日だったのに、 とつぜん天気が悪くなってきた。 The Blaze Photo by @supertakibishiyasu . タキビ神がまたニュー・サーフスポットを発見した。 『ザ・ブレーズ』というブレ
【サーフィン研究所】ザ・ブレーズを見つけたタキビ神と梅雨_鎌倉野菜とハグレる私たち_(1026文字) 続きを読む »
昨日ここで、 高知から千葉まで戻ったと書いた。 千葉の印象は、 ガソリンと玉子の特売価格が他県とくらべて安い。 だが、 先日ここに書いた市民プール価格(高知の倍額)や、 駐車場等、 さまざまが高いので、 結局はつじつまが
【サーフィン研究所渾身三部作】シロアパ前セッション前編_タキビ神のスイーパー率_聖式カルちゃんがやってきた!(1855文字) 続きを読む »
「お前はもう夢の中でなく、 はげしい波の中をまっすぐに向かいなさい。 天の川のなか(この世)でたった一つの、 ほんたうの気持ちをなくしていけない」 上の文章は、 宮沢賢治作、 『銀河鉄道の夜』初期稿のフィナーレの言葉をま
【サーフィン研究所】春桜波の天の声_サンシロー波と不動明王_(1044文字) 続きを読む »
2m未満の6〜7秒周期の北東うねり。 ショアブレイクだけど、 すばらしいサーフスポットを見つけた。 空いているのは、 海底が岩盤理由だからで、 危険といえばそうなる。 もしそのことをを知らずに初級者などが入ると、 それは
【サーフィン研究所】雹(ひょう)と、松本零士さんのクイーン・エメラルダス999_(1819文字) 続きを読む »
Catch Surf® Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Vektor VMK (rear) . ものすごい勢力の、 低気圧が太平洋の沖を抜けて
【サーフィン研究所】寒波通過後の氷結波_エディの魂_(828文字) 続きを読む »
新年あけましておめでとうございます。 太陽美年の我らも笑顔 遠くの波もつなぐ初日の出 Photo by Smiley Grizzly . これは高知県クマビーチ。 私がいる千葉玉前浜より南西に、 およそ950km(陸路)
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ謹製】あけましておめでとうございます!_(1111文字) 続きを読む »
タキビ神が発見した クアトリーノというのが千葉北にありまして、 そこは、 「まだサーファーたちがやってこない」ところの、 言わば「かくされ島」みたいなサーフスポットです。 ジョバンニに嫉妬するマグやんと、 自分をカムパネ
【サーフィン研究所】宮沢賢治さん文体のクアトリーノ_新作アバター_25歳のノアに光陰矢の如し_(1738文字) 続きを読む »
昨日はタキビ神の半休日。 しかも午後から新しいうねりが入ってくる。 気象予想の発達はめざましく、 何時から雨が降り出すとか、 落雷まで予測され、 ときにはやたらと正確だ。 平安時代初期の空海、 または中期の安倍晴明などの
【サーフィン研究所】タキビ神VS陰陽師_NAKISURF・WEBリニューアル・オープンの知らせです!!(1279文字) 続きを読む »