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【サーフィン研究所】諸行無常のジェフリーズとべクター・フィン_(1313文字)

Tyler Warren’s “One off 2+1″ / 7’2”

Greenough 4A-9″ + VEKTOR VMK

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昨日ジェフリーズの波が良いですよとここに書いて、

今日も同じだと思って夜明け前に行くと、

潮がありすぎたのか、

ほとんどブレイクしていなかった。

ほんのりオンショアで、

雲行きを見ると、

これから崩れそうな予感があった。

タキビ神とポパイ・ケイスケを誘って失敗してしまった。

「ごめんね〜」と言いながら波に対して、

『諸行無常』という言葉を思い出していた。

ベンチュラ・セイジが、

タイラー・ウォーレン・シェイプスのオーダーを考えていて、

「狙いは『2+1』なんですよ」

そう教えてくれた。

けれど、

「NAKISURF内には、2+1のボード全体像がどこにもありませんね」

そんなことを聞いて、

撮ってみたのが冒頭の画像だ。

これからフラワームーンが上ってくるという。

このベクター広告が好きで、

たまにひっぱりだしては眺めている。

英文の意味は、

「パーフェクトな人なんかいない。

けれど、

もし君がべクターフィンを付けたら

(パーフェクトに)かなり近くなる」

そんなヒーロー感にニヤリとしてしまうのだ。

でもこのフィンには、

そんな予感があるというのも説得力がある。

フィンというのはおもしろいもので、

主体(この場合はサーフボード)よりも効いたりする。

私はサーフィンを教えるときに

『後足の下にカジ(舵)があるのを意識してください』

そう教えることもある。

なぜならフィンを支点としてサーフボードの方向が決まるからだ。

これはフィンレス時代には感じなかったメソッドだ。

無論、

フィンレス時代には後ろだったり前と、

関与しない複合加減重があり、

支点はノーズかテイル、

はたまたレイルだったりしていた。

この感覚が新しくあり、

しかもとても技術的でもあったのでやたらと楽しかった。

だが、

サーファー釣り師がバスにはじまり、

ヒラメとロック系に行き、

バスに戻ってくるという新説が出たが、

なにぶんにもサンプル数が少ないので定かではない。

フィンレス二枚重ねで乗る私を見守ってくださる法王。

なぜ二枚ボードを重ねたかの真相は、

現場にいた法王と瀧郎、

そしてナッキーのみが知ることでもある。

ヒントとしては、

サーフィン研究所の少し東にあるピークと書けばわかるだろうか。

釣りのバス話ではないが、

私はフィンがあるサーフボードではじめたので、

一度フィンレス系に行き、

いまではフィン加重に戻り、

以前よりサーフィンに夢中になっている。

前出したベンチュラ・セイジのスピード感あふれるミニマルフィン・グライド。

ベクターVTだろうか。

レイルを角度正しく、

しっかりとした圧をかけて波面に入れられないと、

この滑りにはならない。

ジェフリーズ波の名誉があるので、

先日の無風の南東うねりをここに。

セットで1m弱くらいの高さだったが、

広い砂浜に当たっているので、

美しく長い波面の連続に心が打たれた。

【巻末リンク:フィンについて】

無人エックス・バンザイ!_オリジナル・タオルにありがとう!_ベクターとオリジナル・ツイン・フィンについて_(1089文字)

【巻末リンク*2:フィンについてさらに】

奄美サーフィン研究所報告その4【フィン形状と揚力の関係】_ 快感以上失神以下_(2060文字)

 

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!