こんにちは、
ノースハワイというイメージの作品を撮るべく、
自分の好きな場所に陣取り、
「虹が出たらいいのに」
と思ったら虹が浮かびあがった。
不思議ですね。
BEAMS刊拙著『ノースハワイ』は、
文章と写真のミックス本です。
波乗りとの生活を一冊の本にしました。
NAKIPHOTO X TOKYO CULTUART by BEAMS
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NORTH HAWAII
オールカラー120ページ
B5変形 / 価格:1,995円(税込み)
発売:マリン企画(SURFIN’ LIFE/ON THE BOARD/glide)
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/3095.html
さて、ノースハワイの本日。
うねりが半分以下に下がってきて、
11フィート@12秒。
カリフォルニアだったらすさまじいほどの計測値だが、
慣れとはおそろしいもので、
まともなサイズになったと感じている。
もしかしたら3.3m@12秒よりも、
1.2m@15秒のうねりが、
このダブルオーバーサイズになっているのかもしれない。
うねり間隔というのは、
それほどまでに波に関係している。
波が下がるとソフトサンドリーフ。
今日は、
今まで近づけなかったピークの200m奧に。
ノアが写真を撮ってくれるというので、
気合いを入れてパドルアウトした。
上の写真を見てもらうと、
“階段みたいなリーフの形が波に反映されていること”
がわかる。
ここは”フィンガー”という
巨大大仏の手のひらを伏せたみたいな浅いリーフ形状で、
波はその指の形みたいに頂点が切り立つ。
浅く、そして深く、
バックウオッシュも入るので、
テイクオフはかなり怖いのが難点です。
それは美しい斜面。
もちろん無人、どこまでも無人。
インサイドはさらに浅い平らな棚があるので、
バックドアとベルジーランドのミックスのように掘れ上がる。
波のブレイク、
またはスポット(ポイントとは言わない)は、
世界各国で発掘されているけど、
ここはまだ未開のようで、
宝石のような波がたくさん眠っている。
理由は北側から回れず、
四駆が必要だったり南風限定だったり、
さらには毎日地形が変わるので、
なかなか当てられないのもその原因だろう。
きっといつまでも静かなのでしょうね。
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昨日も紹介しましたが、
ジョーズ(マウイ島)に行った
ジェイミー・オブライエンとカラニ・チャップマンたち。
昨日はキャッチサーフのオディシーでサーフしたようで、
それら写真がインスタグラムのフィーダーを駆け巡っていた。
オディシーのログシリーズは、
これでパイプライン、
バックドア、オフザウオール、サンセットと制覇し、
最後はジョーズでテスト完了したようです。
キャッチサーフ本社に電話すると、
みんなJOBとカラニの快挙に沸き立っていた。
やはりスポンジボード新時代です。
それにしてもすごい。
クリスちゃん(クリスチャン・ワック)が、
「信じられマセン….」
とコメントしてきたほどの大ニュース。
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南側のハイアットビーチに行き、
今度は俺が写真を撮る番です。
ノアもジェイミー・オブライエンではないが、
スポンジボード、
しかもフィンレス(ボディボード)でバレルに入りまくっていた。
ずっとサーフしていなかったようだが、
波滑走の楽しさを再確認したようです。
俺がサーフしようとしたら、
「サーフボードだと浅くて危ないよ」の一声。
「大丈夫大丈夫」
と自信過多のままパドルアウトすると、
波のブレイクする場所は膝の深さもなくて、
ボトムターンしたらフィンがリーフにひっかかって吹き飛ばされた。
だからノアはフィンレスでサーフしていたのですね。
怪我がなくて良かった。
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今度はハワイ島(ビッグアイランド)のCJ。
これでオアフ島があれば、ハワイ諸島のだいたいは制覇ですね。
彼はドッキー(Doc)シェイプのFマネーでテイルスライドさせていて、
左手が支点&安定柱となることがわかった。
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波にしっかりと乗るためには、
背筋&歩幅正しく歩いて、
体幹をしっかりさせておくことが大事だと感じています。
それではまた明日!
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