生まれるのは苦痛
生きるのは困難
死ぬのは面倒
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これはクレルヴォーのベルナルドゥ(聖ベルナール)の言葉で、
もうすぐ49歳になる身としては、
深く、そして根性のいる言葉となってきた。
曇天の陽が見えないサンセット。
石が宇宙の星々に感じられたこともここに書いておこう。
波に乗ること。
一生寄り添えるものだと思う。
こちらではサーフィングと発音するが、
これはライフスタイルの極まったもので、
体が重要。
食や生き方が問われる遊びであり、
そして波に乗ることを日々日常としていこう。
ロング波の場所でCOLE DBSを乗る至福。
鎌倉の波を思い出し、
あの時代のいろいろが走馬燈のように回った。
これは10年前に書いた壁画。
桑原茂一さんが主宰するクラブキング誌の表紙にしていただいたり、
Tシャツやグラビアになった作品で、
なぜか今日突然バックアップディスクから現れた。
どんな意味があるのかをずっと考えていた。
ジミ・ヘンドリックス、
または絵を描くようにという示唆なのか。
これも10年以上前の作品で、
もちろんフィルムで撮ったもの。
波がドラゴンに見えたので
『Wave Dragon』と命名とした。
それから年月が過ぎたが、
これよりも好きなドラゴン波は撮れていない。
とすると、
やはり「一期一会」ということをこの作品が教えてくれていて、
冒頭のベルナールの言葉とループするのであります。
明日はきっと。
今日もしっかり。
それではまた明日ここで!
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