昨日は夜明け波があまりにも美しく、
すぐに弊社児玉にSMSを入れ、
すばらしい波の千葉北でサーフした。
水温は21度。
そうなると私たちはトランクスという選択しかない。
サンクレメンテ周辺は水温が低いので、
一年中フルスーツを着ているので、
こうして少しでも水温が上がればウエットを脱ぎたくなるのです。
ヤスこと弊社児玉は、ショートアーム・フル。
つまり日本式に言うシーガル。
この名称を誰が付けたかはわからぬが、おもしろい名前だと思う。
カモメからの連想だろうか。
ヤスはNATIONロスドスを持ち出して、堤防南側でサーフ。
こちらは陽が当たらない反面、風の影響を受けづらいという利点がある。
彼が入る前に
「テイルを踏んで、思い切りターンするといい」
そんなアドバイスをしたらこの通りフルターンの連続だった。
元々ヤスはこういうターンができるのだが、
ユラリサーフを意識するがあまりにハーフターンを習慣としていて、
だがしかしその半分の1/4ターンをしていたことに前回来たときに気づいた。
そんなアドバイスをしたらこれが大正解。
まとめると、本人はハーフターン(50%)だと思っていたが、
実際には25%のクオーターターンだったので、
そしてこれが彼の70−80%のターンということになります。
さて、私は陽当たりの良いブレイクで、ファンサーフ。
ご存じのように私の普段は、
ミッドレングスやレトロ、またはスポンジで50%のハーフターン祭をしている。
ただ今回は縁あってソニックブームに乗ることになったので、
少しテイルを踏んで80%程度のターンをしてみることにした。
NATIONソニックブームはアクセルレーションがいいので、
軽く踏むだけで速度が出ることは以前お伝えした。
そんな速度のあるサーフィングでの切り返しは、
テイルから吐きだされるスプレイの量がすごくなる。
これは音響となって私に聞こえてくるので、
切り返しの際には「ブグア!」とか「ダオォ!!」
そんなマンガ擬音のような音が楽しかった。
ヤスはロスドスの切り返しの良さをこれらターンで感じたことだろう。
ボードのポテンシャルを引き出すには、
ハーフターンよりも少しテイルを踏んであげればいい。
速度があるので、
トップアクションはディレイ(遅れ)気味にセットすれば、
ボードをトップに持っていくだけで、勝手にレイルが切り替えされていく。
ホットドッギング・サーフという言葉が昔にあったが、
そんなことを思いだしていた。
これは60%程度のターン。
テトラに当たったセクションが次へ次へと伸びていくような波質。
こうしてセクションに追いついては、また駆け抜けるという波が多く、
ソニックブームのような速いボードの楽しさを感じる朝であった。
キックアウト(プルアウト)でこれだけのスプレイは上がっていて、
かなりの速度が出ていることがこの画像からわかった。
ヤスのバレルセット。
実際にはバレルにならなかったのだが、
それほどまでに波がよく見えて、そして楽しいセッションでした。
千葉波のポテンシャルは、サンクレメンテ周辺に匹敵することを再確認した朝。
NAKISURF千葉で所用をこなし、外房線で新木場経由都内に。
新宿でSLRカメラを点検清掃してもらい、
JR原宿駅経由で表参道に行くとオモシロビジネスができていた。
これはニューヨーク発のフレンチフライの店で、
広尾にベルギーフライの店があったので、その流れだろうか。
東京は世界の縮図である。
ひさしぶりに来ると驚かされる。
ミーティング場所はなんとブルーボトル・コーヒーで。
カリフォルニアのオークランド風味満載の店内。
迷わずシングル・オリジンをいただいたのだが、
なんと、泡がハートの形をしていて、
こういうサービスかと思ったら偶然だと言う。
それから赤坂に行き、
最後の打ち合わせを終えると雨が降ってきた。
いつまでこの雨は続くのか。
まだまだ梅雨なのですね。
私の個展です。
いよいよ明後日18時となりました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/64172
会場でお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。
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