新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

真夏のサンクレメンテ_瑞々しいアクリルプリントの第一弾が完成しました!_(4718文字)

 

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日本から帰ってくると、

やたらと夏のサンクレメンテ。

昨年より引き継いだのが温かい海水。

南カリフォルニアにしてはめずらしく22度もあるので、

ウエットスーツジャケット(タッパ)とか、Tシャツでサーフしている。

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駐車場には、

新旧の車が並ぶいつもの光景。

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ポルシェが走ってきたとき、

反射的に福岡の酒井さんを思い浮かべました。

福岡ではお世話になりました。

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そうこうしていたら、

アーリック・ユールと、ジェイミーがやってきた。

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アーリックは、彫刻家でもあり、

美しいペインターでもあって、

さらにはこんな奇天烈サーフボードを創る特異なお人です。

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「フィンレスの最終型デス」

ボソボソっと、そんな言葉を発しながらボードを見せてくれた。

で、私が興奮しているのを見たようで、

週末にこれに乗せてくれることになった。

どんな乗り味なんだろうか。

週末が楽しみ。

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ブライアン・ミラーは、

もしかしたらバックサイドの方が上手なのに、

本人は「バックサイドが苦手だ」という。

そこで、

「もっと胸を進行方向に向けたほうがいい」

そんなアドバイスをすると、さらに良くなった。

こうして教え合うだけで、

お互いにどんどん上達していく。

重要だと思う。

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折からの南風で、

午後には波がここまでデコボコになる。

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でも私は湘南のオンショアで育ったようなものなので、

こんなデコボコはお手のものであります。

スクリーンショット 2016-07-07 11.44.43

”オンショアも楽しき哉”

色紙用の言葉になるかな?(笑)

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サーフウオッシュするのも夏の画であります。

じつはこれ、

アメリカ在庫のアメリカン・レイバン・ラグランでして、

少量ながら日本に持ってきました。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/7777.html

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バックギャモンを1〜2局やって、

海を後にするのはいつものこと。

あ、2週間ほとんど眠っていませんでしたが、

あるとき突然眠たくなって、

ちょうどこのミラーと波乗り時間の約束をしようと潮見表を見ると、

あの奄美で満月になった月が0%に入っていた。

そこから眠る睡るねむる。

毎日5時間熟睡は当然で、8時間もあったりし、

たっぷりと睡れるようになった。

現在私の体は、どうやら月に左右されているようでもあります。

【NAKIPHOTO新作のご紹介】

Donavon Capture_signed

私が撮る作品をNAKIPHOTO(ナキフォト)と言い、

さまざまなメディア(材質)で限定数製作している。

紙焼きプリントをフレームでの額装、

ジークレー(キャンバス)プリント、

アルミニウムプリント、ウッドなどなど。

今回は、

グリーンルームフェスティバルにて、

Charくんの作品のメディアを見たときにその作品の美しさに驚いてしまいました。

聞いてみると、銀座のプリント屋がこの技術を持っているそうで、

すぐにサンプルをオーダーしたのは6月の始め。

このアクリルプリントは、

まるで超透明なガラスのようなアクリルが写真の前にあるので、

鮮やかな発色のまま海や瑞々しい景色を表現してくれる。

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これは拡大画像だが、

作品前面に3mm厚のアクリル樹脂が外装され、

作品の持つ豊かな風合いが全て表現できている。

まるで海にいるかのような臨場感のあるメディアがこのアクリルプリント。

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透明のアクリル板に写真を特殊圧着する製法で、

奥行きのある独特の色合いと高級感に満ちた雰囲気が特徴です。

アクリル板によって写真作品がより一層クリアに見えるので、

自然光のなかで撮影された海や波の写真に向いています。

海面に太陽光が反射するような作品では、

その美しさが一層引き立ち、ウットリとしてしまいます♪

 

nakiphoto_acryl3

背面はバックボード仕様になっていて、

壁掛用の金具・ヒモが付いていますので簡単に取り付け可能です。

ご購入後すぐに飾れるので、インテリアや贈り物にも最適です♪

 

☆今回はこちらの2商品が入荷しました!!
NAKIPHOTOクラシックシリーズ [Donavon Capture] アクリルプリント / B4サイズ

nakiphoto_acrylprint2016_donavon_captuer01

『Donavon Capture』

グリーンルームフェスティバルのメインビジュアルにもなった、

NAKI x Donavon Frankenreiter 作品のなかでも不朽の名作。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/16062881.html

 

【作品の撮影ストーリー】

これは夏の始まりの父の日だったのを覚えている。
何年だろう?
フィルム作品なのと、彼とのことをたどっていくと、
きっとこれは1998年頃だろうか。
この日、ドノバンと私は、サーフボードとカメラを持ってロッキーショアに。
ここは南カリフォルニアのダナポイント市にあり、
それはすばらしい波が来るところで知られている。

ここですばらしいサーフセッションを見せたドノバンが満足顔で、
「残り何枚だ?」
そうフィルムの残数を聞いてきたので、
「7枚だ」と言うと、
「あと1本だろうな」
そんな会話がなされた。
(当時はフィルムなので、最大で36枚しか撮れないので、枚数というのはとても重要だったのです)

「Heyナキ、SUN(太陽)をつかんでみるよ」
そう言って、こちらに向かって人差し指と親指で輪を作っている。
近寄ってみると、それは見事に太陽をつかんでいたのを撮ったのがこの作品です。

彼を撮った作品は色あせないというか、
年を重ねるごとに魅力的になっていくようで、
私の作品内でもいまだに高い人気を誇る作品を3mm厚のアクリル樹脂に恒久的に閉じこめました。
サーフィングの歴史で必ず登場するこのダナポイント市のエース級のブレイク沖で写された18年前のドノバン。
グリーンルームフェスティバルのメインビジュアルにもなるという強運があり、
見るだけでたっぷりと元気になることができる作品です。

ドノバンが(太陽=エネルギー)をつかんだので、
「Donavon Capture(ドノバン・キャプチャー)」
そう命名した私作品のクラッシックシリーズからの一枚。

Canon EOS1N+15mm Fish Eye
Fuji Velvia 50 (+2/3)

▽オンラインストアはこちらからどうぞ

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/16062881.html

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NAKIPHOTO [Donavon Guiter] アクリルプリント / B4サイズ

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『Donavon Guiter』

ドノバン愛用の「Martin D-18」が、カウアイ島のシークレットブレイクに浮き、

遠くに聞こえる雷鳴、そして尽きなかった雨雲が映り、

ギターが作った波紋の陰影が浮かび上がった作品です。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/16062880.html

 

【作品の撮影ストーリー】

まずは、私に撮影仕事が入ってきた。
それは「ドノバンがギターを弾きながら波に乗っている画が欲しい」。
それはなかなかの無理難題。(笑)
波乗りだけでなく、ギターを弾きながら、
しかも被写体はプロサーファー&ロックスターのドノバンなので、それは責任重大。

私は即座に彼の住むカウアイ島まで行き、ノースショアで波を待ちました。
私も2004年からここに住み始めました。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/71089
が、滞在中は波が出ると雨。晴れると波がない。そんなことになってしまった2016年の5月。
私がグリーンルームフェスティバルに行く予定もあって、時は迫ってきた。
じゃ、雨でもいいね、ということに。
ドノバンのFORDトラックに乗って、彼の息子ヘンドリックスとオジー、
サーフボードを3本持って、シークレットビーチまで30分のハイクです。

岩場があふれるビーチに到着して、そこにはたっぷりの波はあるものの、やはり雨。
私たちは崖のくぼみに身と道具を隠しながら雨が止むのを待ちます。
波乗りでは雨はあまり関係ありませんが、こと写真となると、レンズフードに水滴がついて、雨では良い写真が撮れないのです。

13歳になるヘンドリックは良い波に乗って、バレルに入ったり、エアのマネごとをしたり、
こちらを見て手を振らなくなるほどお兄ちゃんになりました。
前は1本乗るごとに父が見たかどうかを手を挙げて確認していたのに。
時の経つのは早い。そして波乗りが上手になりました。

オジーにとっては波が大きいようで、浜で一人遊び。
でもドノバンの息子だけあって、とってもアクティブ。
するすると信じられないほどの高さがある崖に乗って遊んでいます。
それを見たドノバンは、
「Hey!そんなところに登っては絶対に、絶対にダメだ。なぜなら雨で地盤が緩んでいるから、崩れてくるぜオジー」
オジーはそう叫ばれても、父を試すように微笑している。
「ヘイ、オジー。降りてこいよな」
ドノバンの声色が少し真剣になりました。
それを察知したオジーはするすると降りてきます。
なかなかこしゃくな9歳児です。(笑)

またしばらく経つと、今度は崖の横の木に登っていて、上記したようなやりとりがあって、そんな繰り返し。
こちらから見ていてもハラハラするような自然児がオジー。

そうこうしていたら雨が止み、歓喜した私たちが海に出たのはここに書くまでもありません。
私が耐水仕様にしたフルサイズカメラを持ち、
ドノバンがスクエアノーズの7’6″シングルフィンと、
オジーのリーシュが取り付けられたアコースティックギターを背負ってパドルアウト。

けれど、相手はノースショアのシークレット波。
しかも岩場の前のリッジ。激烈なる波先のインパクト。
なんとか沖に出ると、それはすばらしい波がやってきて、このカウアイの息吹が入り込むようにシャッターを押していく。

ノーリーシュのドノバン。
ギターを持ってダックダイブもできないので、セットが来るとたいていは岩場の方にボードは流されてしまいます。
あまりにも大変そうなので、彼が岸に向かう際にギターを受け取って、波が来づらい沖の深みで一休み。
「あ」と思い、サウンドホールから水を出して浮かして撮ったのがこの作品です。

RAW現像して見てみると、この作品にはやたらと立ちのぼってくるオーラがあったので、
すぐにドノバンに送ってみると、それは大興奮してくれた。

「WOW、すげぇ。今まで見たなかで最高のアートだ」
「すごいよね」
「マーティン、喜ぶぜ」
「いいね」
そんなSMSで夜は大いに盛り上がったのです。
これを見ながら飲むワインのおいしさといったら格別でした。

ドノバン愛用の、名器Martin D-18が、カウアイ島のシークレットブレイクに浮き、
遠くに聞こえる雷鳴、そして尽きなかった雨雲が映り、ギターが作った波紋の陰影が浮かび上がった作品です。

この作品を改めて眺めてみると、
“想像したことのない夢”
“鼓動感動”
こんな言葉が浮かびました。

▽オンラインストアはこちらから

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/16062880.html

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