もう一週間も経つのですか…。

こんなに長い一週間もあるのですね。

「原発関連が沈静化し、

もう少しやさしい方向にベクトル

（物事の方向性）が動きますように」

そんなお祈りをしています。

大震災が起きてから、

「こちらから何かできることを」

と思い続けて、ここでインターネットを開き、

ありとあらゆるものに目を通している。

そうすると、様々なものを見てしまい、

そして信じてしまい、

みなさんと同じような不安がやってきています。

放映、または掲載されているニュースは彩度が高い

（つまり驚くようなこと）ことを取り上げがちなので、

どうやらそちらの方向に引っ張られてしまうようだ。

そんなときは、

科学者や医者、技術者の意見を読むようにしている。

彼らの情報は、専門職だからこその精度で迫ってくる。

だから正確だし、そしてかなり信用できる内容を読み、

一息ついて、また情報に戻る。

するとツイッターなどでは、

ニュースが沈静化した頃ーーつまり２日くらい前から、

「揚げ足取り」

（相手の失敗や言葉じりに付け込んで責め立てること）

が頻繁に起きている。

このタイムライン上で自分の意見をツイートすると、

「そうではない」

と非難され、多くのリツイートと共に責められている。

「そんな暇があったら」

と思うのだが、それに関わるのは怖いので、

だんまりを決め込んでいる。

何も言えないでごめんなさい。

昨日のブログで、

「もう少し待ちましょう」

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20377

と書いたら、T.F.さんからこんなメールが来ました。

「船木さん、自粛しないでください。

働ける者は働き、歌える者は歌い、

遊べるものは遊び、

食べるものは食べ、

買う物は予定どおり買う。

全てを今まで通りにやるのです。

そうやって経済を回すことも立派な社会貢献です。

今回の大震災の復興は、長期に渡るものです。

私たち元気な人たちが日常を、

毎日を、被災したみなさんを、

そして経済を支えていかねばならないのです。

だから自粛しないでください」

□

なるほど、と思いながらこの東日本大地震について、

ご自身の意見を出し続けているイトイさんのブログを読むと、

彼も誇らしくも同じような内容でして、

さらにはこのように書いてました。

「『寒い避難所に思いをはせて、そこと同じ寒さで暮らします』

なんてところまでやっている人がいたら、

とめますよ、ぼくは。

今日も、言います。東京は元気です。

元気な東京にいて、出せる力を出したいと思います」

□

友人を大地震で失い、

悲しみにくれる友がいる。

四半世紀以上も波と向き合い、

ありとあらゆることを学び、

心のよりどころにしていた海。

彼の心を癒すのは波乗りだと俺は知っている。

「海に行ってもいいですか？」

という彼の問いかけがあった。

大きな海はときに怒り、

ときにやさしく包んでくれる。

.

夜が来たら朝が来るし、

朝が来ない夜はないのだから。

明日は今日より笑えるように、

もっと気持ちが安らぐように。

みなさんがさらにやさしくなるように。

.

今は希望を持って、

前に向いてみんなの願いをつなげるときだから、

それぞれが好きなもので活躍して、

そして以前のように輝いてください。

大丈夫です。

がんばれ日本！

がんばろうみんな！

ありがとうみんな！

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