新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【なぜか特大号】サバ国際化_Saba Knight Errant_土曜日だけで作った自作ボード_痛い人たち_(3258文字)

それにしても美しい夜明けだった。

San Clemente, Califorinia

.

ハチドリも「ブーン」とやってきては、

「ピチパチパチ」

という鳴き声を出しながら花の蜜を求めて飛んでいる。

しかもサバ手。

あ、鳥は手がないからサバウイングだ。

Catch Surf Skipper Fish 6′

Saba by Kyle Arnett

.

ガイジンもサバ化したとは、

どこかに書いたが、

このことをいつかカラーズマガジン誌(ネコパプリシング社版)に書きたい。

題名も決まっている。

『Saba Knight Errant(鯖騎士のさまよい)』。

COLORS MAGAZINEに捧げるウナクネ曼荼羅_(3303文字)

これこそが、

『ウナクネ曼荼羅』に続く、

ウナクネサーガ(カノン=正史)シリーズ続編です。

さてさて、

週末に思いついたのが、

特急で自作フィンレスを作ること。

シェイプ、グラッシング表裏、

ホットコート表裏とこなし、

夜露で硬化させたサタデーナイト。

(レジンの硬化嗅がすごかったので外)

で、日曜日は曇天オンショアではあったが、

その特急ボードを持って、

ミラーとシークレットに行って波に乗ってきた。

Brian Miller on Slash / My Sharona

.

このボードはシェイプからグラッシング、

そしてホットコートまで全て自分でやってみた記念ボード。

Slash / My Sharona

.

マイ・シャローナ。

そんな名前のボードが出来た。

偶然が重なって、

いくつかものすごい現象をサーフボードにもたらせたので、

それはいつかの機会にここでお知らせしますね。

やたらと調子が良く、マジックボード認定し、

来月行くトリップに持っていきたくなっている。

そしてフィンレスはある程度の速度になると、

飛んでいるような感覚になることも知った。

ちなみにこのZ1サーフスーツは裏返しで着ている。

リバーシブル化に向けて、いくつかの事項がわかってきた。

DFW_タイラー・ウォーレン_クリスチャン・ワック_リバーシブル・ウエットスーツ!?_(1732文字)

石井博士とのミーティングでは、

じつに8項目以上の見直しがあり、

やはりそれは裏側を表とすることについての変更だった。

簡単かと思いましたが、そうではなさそうです。

週末で晴れならば、

たくさんの人がやってくる。

千葉一宮のエックスとかぶるのは、

目の前にサーフブレイクがあるところ。

そして千葉とこちらの違いは、

「みんなが波乗りを見ている」ということ。

波乗り前にもしっかりと見て、

波乗り後にもずっと見ているサーファーが多い。

サーフィンがとても好きなようです。

なので、

上がってきたときに「あのターン良かったよ!」

そう声をかけられたりしてとても一体感がある。

ボードを流してもすぐに誰かが取りに行く。

(カリフォルニアの伝統的なブレイクでは、初心者以外はほぼ全員がノーリーシュ)

このノーリーシュについては、

日本でも是か非かと議題にのぼることが多いが、

こちらではみんな当然のようにリーシュはしない。

でもとにかく「ノーリーシュは危険である」

という意見だけが聞こえてくる。

これについては、

「日本では、サーフィンが危険なものと思われていない」

ということが念頭にあるからだろう。

例えば、

1.ハダシだと足が痛いから砂浜までサンダルを履いていく

2.日焼けしたくないから全身を覆う

3.まぶしくないように帽子をかぶる(2も兼ねている)

4.泳ぎたくないからリーシュをする

5.スレるからと、ウエットスーツの下に競泳用パンツ等を履く

この内の一つでも該当するのなら、

サーフィンは、

幼稚園のお遊戯と同じだろう。

サーフィンとは危ないものです。

波が大きくなりすぎれば、怖くて泣きたくなるし(笑)、

顔にボードをぶち当てたこともある。

足にノーズも指したこともあるし、

サメも目撃したし、

海藻の塊に突っ込んで窒息しそうになったこともある。

大波を何度も喰らって、気絶したこともあるし、

バレル内で飛ばされて、

背中をリーフに叩きつけて、

音と感覚を失うほどの重症を負ったこともある。(フィジー未踏島)

毒クラゲもいるし、エイもいる。

目に向かって飛んでくるダツもいる。(奄美大島)

流木だって、波に乗ってやってくる。

海底には足を切る貝もいるし、毒を持つリーフ、トゲトゲのウニもいる。

浅瀬を歩いていると、ウツボが襲ってくる。(バリ)

だけど、だからといって危険防止のためにブーツを履いたりは絶対にしない。

砂浜が熱くてもサンダルは履かずに裸足(ハダシ)でいる。

もしワイプアウトをして、ボードを掴んでいられなかったら泳ぐ。

ハービー・フレッチャーは、

手足のみならず、歯も使ってボードを離さないと自慢していた。

こういうことがサーファーのたしなみだと、

大野薫さんたち、大先輩たちに教わってきた。

砂が足に付いていたっていい。

塩が顔に浮いていても手でこすればいい。

髪の毛が潮でぼさぼさでもいい。

さらさらの髪の毛が欲しいからと、

海上がりに車のエンジンをかけて、

シガーソケットのシャワーで、

シャンプー&リンスなどは絶対にしない。

サーフィンとは、

シティボーイのなんちゃって夜遊びとは違って、

ワイルドなことを実行することだと信じていた。

けれど、今のサーフブレイク周辺は、

真夏なのにフルスーツ+保母さん帽子+手袋+ブーツ、

さらに覆面までをして、目だけ出している人を見た。

さすがに覆面は少なかったけど、

フル装備して日焼けを容認できない人は多い。

美女サーファーが、

そのフル装備ーー全身日焼けNGの同性を見て、

「美白なんて、化粧品会社のマーケティングなのにわからないのかしら」

よく言った!パチパチ〜!

これが漁師みたいに毎日、

朝から晩まで紫外線を浴びるのならわかる。

けれど、週に1〜2回のほんの数時間ならば、

日焼け止めだけで十分こと足りる。

日焼けは肌に悪いからと、

保母さん帽(どの帽子かはわかりますね)をかぶっている友人(♂)も2人もいた。

「それだけはカッコ悪いから止めよう」

そう言ったら、

「ドルフィン(ダックダイブのことらしい)のときに楽なんです」

もうひとりは、

「日焼けアレルギーで」

そんな虚言まで飛び出すほど、保母さん帽子をかぶりたかったようだ。

波が大きかったら帽子など吹き飛びますぞ。

雨なのに、

「日焼けが怖いから」と上記したフル装備の人も太東にいた。

そんなサーファーでいいのか?

アウトドアの極み、

ボード一枚で海で遊べるのがサーファーなのです。

ウエットがなければジーンズでもいい。

ボードがなければ、ボディサーフすればいい。

波乗りが流行するのはうれしい。

できるのならハッピーサーフィンが流行ってほしいと願っている。

しかし、波乗りのどの箇所が好きなのかわからないが、

ハダシで歩くと痛いからダメです。

胸サイズより波が大きいと怖いですと言って入らず、

もちろん泳げなくて、

日焼けは嫌いで、潮水は嫌、砂は最悪。

そんな人たちが、#波乗り最高 とか、

#サーフィンこそ人生 等のハッシュタグを付けていたり、

または車のナンバープレートが、5532(ゴーゴーサーフ)とか、

1173(いい波)だとやっている恥ずかしさを知ってもらいたい。

そういう人に限って、

本当に1173いい波となると、

「自分のサイズではありませんので」と呪文のように言いつつ、

膝波に逃げているのを数百回は目撃している。(笑)

怖いのが悪いわけではなく、

危険のキの時も受け入れることのできない人たちがサーフしている事実が、

ノーリーシュ=悪者

そんな図式を創り上げている。

サーファーは泳げなくてはならない。

そんな原則を多くの人が忘れて、

今日も雑誌や誰かの受け売りを語り、

自分がサーファーである自慢をどこかでしているのだろう。

どうかサーフィンが、

ワイルド世界への入り口でありますように。

でないと、

アクアラングと防具を付けて大波に乗るサーファーが現れるだろう。

または自動操縦のサーフボードだろうか。

「勝手にやりたいようにやらせろ」

「美白でもこちらには害がないだろ」

そんな声が聞こえてきて、

あちらが正論を持ち出せば、こちらが炎上してしまう。

でもすでにそんな時代なのかもしれませんね。