Nation Lamborghini。
元々はTOMOボードをライアンに見せて、
「これよりも良いボードを創る自信はある？」
そんな挑発的な質問に対する解答として、
このコンセプトボード、
いやサイエンスボードNATIONランボルギーニが完成した。
トライフィンから伸びるカーボンファイバー。
そしてしなる樹脂ストリンガーを融合させて、
必要なだけしならせ、必要なだけの硬度が表現された。
まずはコールが提案したミニボードの究極デザインBD3、
ファイヤーブレードが下地にある。
誕生までの秘話というか、ここに詳しいことを書かねばなるまい。
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８０本近くの近代サーフボードを収集し、
現在はセミリタイヤして、
中米のポイントブレイクの前に住むデビッド・カーソン。
近代グラフィックデザイナーの神とも言われている。
TOMOが彼の元を訪れ、そのボードルームで、
COLEダブルウイングバットマンのミニボードに釘付けになって、
あのTOMOボードが完成したと、
デビッド・カーソンはコールへのeメールで述べていた。
そしてそれが世界的な流行になり、
それに対してサーフボード博士であるライアン・イングルが、
核となるパートに例のマジックボード数値を反映して、
最後はハンドシェイプして誕生したのがこのモデル。
『サイエンスボード』
デザインの全てに敬意を払い、
そして内容を究極まで高めたサーフボード。
じつはすでに乗っていて、
そのすばらしさに魅了されたのでこう書いているのもある。
完成時にうれしくてみんなに見せに行った写真をここに。
まずはキャッチサーフに行って、
このサイズのバナーをNAKISURF用に見つけた。
来週NAKISURFに届くので、
これをショールームに飾ります。
で、
これら仕事中はフロントにあるカウチで出番を待つランボルギーニ。
\そのバナーの流れでカラニ・ロブと世界を旅する２クークスの一人、
タイラー・ストナランドに見せます。
感動しきりで、
「すぐにライアンにオーダーする」
そんなことになった。
こちらはネイト・バンダガスト。
彼もまたサーフボードがわかるので、
持った瞬間に直感的に驚いたのが、こちらはうれしかった。
ブライアン・マクナリティ、
ネイト・イヨマン、
マイク・ロズネス、
そしてこのAJ。
サンクレメンテの誇る正統派グーフィーフッターを感動させるランボルギーニ。
レッツパーティに行き、
主宰のスティーブが「ファー！」と、
ハービー・フレッチャーばりの声を上げ、
そのまま彼の愛車と一緒に撮るが、
メルセデスではなく、
ランボルギーニでないと合わないな、
そう言って高笑いしていた。（笑）
このボードに貼るデッキパッドを手に入れたり、
スイムフィンやらシングルフィンビーター、バナーにステッカー、
そしてバリー・マギーのキャッチサーフをミッチ・アブシャーにお渡しするということで、
NAKIバンに積んでいったらこんなぐしゃぐしゃになったのはいつものこと。
フォードアーズに行き、
これを見て震えるブライアン・ミラー。
ヘクターはシェイパーでもあるので、
この細かい曲線と、
尊敬するライアンシェイプに大喜び。
彼曰く、
このボードは全てのフォルムに理由があって、
そして確信があるのだ、そう言っていた。
アジェンダというトレードショーの最終日は、
私の上司ジョエル・マナラスタスと、
かつ如来（禅師でもよろし）たちとでBBQ。
食べ放題のお店なんだけど、
「軽いです」
そんな表現のお店です。
こうして味が付いていないお肉を、
薄切りだったり、色々BBQみたいに自分で焼いて食べるスタイル。
焼肉と言えばそうなんだけど、
ちょっぴり違うのがアメリカ流です。
大人気で、ほぼいつ行っても１時間待ちになります。
でも毎週行ってしまう私たちでありました。（笑）
入水したランボルギーニ。
これはベンジ・カドーザに見せているところ。
調子が良くて、
ついつい見せびらかしてしまいます。
Z1サーフスーツの最終型。
手足が長く見えるカットの利点は動きやすいことでもあります。
関節部にステッチが少ないので、それは柔らかく感じます。
ネックエントリーなんですけど、
たるみを一切排除して、
さらには腹部のカッティングにもこだわったので、
下腹部廻りがたぷつきづらいのです。
Photo by Brian Miller
この日、１番良い波に乗れる幸運。
調子が良くても運がないボードもある。
しかし、これは幸運の持ち主で、
これを見たJJウエッセルズ曰く、
「まさかあんな良い波がやって来るなんて。
しかもまさかの沖にいて、
それをスルスルっと乗っていくサーファーがNAKIだった…」
上がってきたら走って近寄ってきてそう言ってくれたのがうれしかった。
すごいサーフボードが現れました。
元々はコンセプトボードだったのだが、
完全に生涯マジックボード認定とした日。
こんな広告デザインも完成しました。
どうぞよろしくお願いします。
◎
