今回最初のイベントの湘南Tサイトさんのイベントです。
蔦屋書店さん内には、私が選書した海関係の書籍、
そしてアメリカから直接仕入れた写真集等を平台に置いた
『海辺で暮らす』フェアをやっております。
よろしければご来場の際にご覧になっていってください。
https://www.nakisurf.com/swimwear/seea/new-item/
Seeaと、
キャッチサーフ。
https://www.nakisurf.com/brand/catchsurf/
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さて、私のあれからです。
LAXを定時に出発したA380エアバス機。
今回も大好きな62Fのキャビン最後部&窓側で、
BLUE誌の巻頭コラム用の原稿をずっと書いていた。
フライト時間は11時間。
たっぷりと時間があって、
出発前夜にいただいたおいしいスパークリングワインの香りを思いだしながら、
超高速でジェット気流を切り裂いていく飛行機内で書いていく文章はどんな文体になるのだろうか?
そんなことをチラリ思いながら大音量のロックと一緒に仕上げた原稿です。
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いつもこのブログを読んでくださっている読者ならわかっていると思いますが、
アレックス・ノストはオルタナ界のウナクネ流派総帥のことです。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/column/column-60
トムカレンから派生したのか、ウエインリンチか、
はたまた源流サーフィングからのウネクネかの詳細をいつかどこかに書いてみます。
原稿を書き上げて、まだまだ時間があったので3本の映画を見た。
『ベイマックス』(原題:Big Hero 6 )
『グランド・ブダペスト・ホテル』(原題: The Grand Budapest Hotel)
『神様はバリにいる』(邦画)
ご存じベイマックスは幼児から楽しめる大名作であり、
まだの方はDVD等になっているのでぜひ!
グランド・ブダペスト・ホテルは、
天才奇才ウエス・アンダーソン監督脚本の最新作で、
相も変わらず幾層にも重なった感情世界を表現していて、
映像もパースもカットもすばらしく、
時間軸による画面の縦横の比率を変え、
その美しい色彩の使い方、衣装、建物、人物、視点、
食べもの等々の全てに新しい映像表現のあり方を知らしめられた。
こちらもDVD等になっているのでご興味があれば(18歳以上かな)どうぞ!
なかなか映画を見る時間がないので、
この移動時間である飛行機内を映画村だと思って楽しんでおります。
成田空港に到着。
雨が降っているという機内アナウンスだったが、もう止んでいた。
リムジンバスに乗ってYCAT(横浜シティエアターミナル)まで行き、
そこに迎えに来てくれたのはumicafeの一平くん。
わざわざ林家木久蔵さんの落語を切り上げて迎えに来てくれたということだったので、恐縮しきり。
グリーンルーム・フェスティバルのときによく行った
『揚州商人』に行き、担々麺と蒸し豚、
小籠包をひとつずつ注文し、ふたりで分けて食べた。
ここは夜10時まではとてもおいしいのです。
(10時以降がなぜまずくなるかは来店するとわかります)
移動の疲れと、連日の引っ越し攻撃で倒れ込むように睡り、
起きると雨は上がっていた。
朝4時半はとても明るいのだが、
人も車も何もいないので、日照時間がもったいなく感じた。
日本もサマータイムを導入して、
「4時半を6時半とすればいいのに」そんなことを考えながら撮った鎌倉写真。
ウナクネ系の七里波に行き、
RVCA(ルーカと読みます)の洋平さんにボードをお借りして、
波が弱すぎてキャッチサーフだけしか乗れないセッションは、
インサイドからマンライ打ち止めとしながら
今日のワークショップ用の写真を撮っていった。
フィン位置が勝手にジャスティン・アダムスモデル純正に驚きました。(笑)
そして、
32年間お世話になっている逗子のサーファーズ&ロースカ主宰の成瀬さんのところに。
逗子一番、いや湘南随一という眺望のSURFERS。
「お前到着してそのまま来てくれたのがうれしいから乾杯しようぜ」
成瀬さんことナルちゃんは、
そう言いながらスパークリングワインを注いでくださり、
すてきな景色の中でのグビーは、悦楽状態でした。
葉山一色の沼田さんことヌマさんも登場し、
「おい、ジェイ・アダムスとサイボーグNISIさんのコラボTがあるから復刻しようぜ」
そんな歴史的なこととなり、
その偉大なる故人たちが2006年に描いたオリジナルドローイングにうっとりとし、
今回の基地であるumicafe由比ヶ浜本店に戻り、
永遠の名作カレーと、
渾身ハンドドリップコーヒーをいただき、これから湘南Tサイトに向かいます。
湘南は梅雨空ですが、雨は上がりました。
本日3時半からで、藤沢駅から無料送迎バスも毎時00分、30分と出ておりますので、
どうぞご利用ください。
http://real.tsite.jp/shonan/event/2015/05/nakiihone6.html
それではこれから日本でお会いできるみなさん、どうぞよろしくお願いします。
夏の始まりの3週間滞在予定です。
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