ラグーナ、
またはラグナと発音される街は、
サンクレメンテを海沿いに20kmほど北上すると現れる。
カラちゃん(カラニ・ロブ)と、
「昨日と同じ時間、ラグナの1000段階段の上に」
そうやって予定時間を目指して、
パシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)を走らせていると、
隣のレーンは彼のトラックだった。
荷台には、
オディシーとビーターツインが見える。
信号待ちの時にカメラを出して運転席を見ると、
シャカバナナ(Shaka-Banana)した。
その1000段階段を降りて、
岬まで走ると、
予想通り、パーフェクトなバレルレフトが走っていた。
バルのウルワツみたい。
カラちゃんは、ワンパーだったり、
ボディサーフ(フォール=落ちる)をたっぷりとこのショアブレイクで楽しんでいた。
さらにはジョエルが持ってきたキャッチサーフの廉価版
“ウエイブ・バンディット”でいくつものディープバレルを得て、
(冒頭の画像)
また大きなエアもメイクし、
ジョエルは、『上を見上げてバレルイン』を成した。
思いだしたのが、アンディ・アイアンズのこのポーズで、
なるほどワンパーで、こういう世界を表現しても楽しいだろうと、
いくつかのアイディアを思いついた。
ジョエル・マナラスタス国際営業部長のワンパー・バレル。
普通のサーフィングだと、
『ウルトラ・クーク』と謙遜自認している彼だが、
元々はボディボーダーなので、
こういう乗りものには、
1日の長(いちじつのちょう)があるようだった。
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カラちゃんとショアブレイクミッションの次は、
コスタメサにあるRVCA本社訪問。
1000段の階段を降り、
そしてたっぷりとショアブレイクでボディサーフし、
また階段を登って、しかも真夏日。
体力の消耗が激しいようなのと、
サンクレメンテにはないこともあって、
ランチは大好物のインアンドアウトのハンバーガーとしてみた。
エクストラ・トースト
エクストラ・トマト
そのうち一個はプロティンスタイル
たくさんのチリペッパー
塩なしフレンチフライ
そんなことを言うと、この箱を得ることができるだろう。
そんな英語表現。
RVCAのオフィスに到着すると、
(私も所属するであるらしい)クラブフィンレスの長であり、
そしてキャッチサーフでオリジナルモデルを出しているバリー(・マッギー)がいた。
だが、良く見ると、ミューラル(ウオールペイント)だった。(笑)
すごい。
レオくんがチームマネジャーのブロフィのオフィスで、
スケート雑誌を読んでいた。
私はアート好きなので、
エド・テンプルトン
ケビン・アンセル
そして前出のバリー・マッギーのアートに魅入っていた。
向かって左のタトゥー人が、
ブランドマネジャーのブロフィ。
『ブランドマネジャー』とは、
日本では聴き慣れないがブランドイメージを高める仕事、
例えばPRだったり、マーケティング、イベント等々をやっていく職であるという。
ちなみに後ろの飛行機雲は、
「エアショー」のものであって、
それはすごいスタント飛行が見られた。
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今日のウナクネトレーディングカードは19番です。
しかもフィル・エドワーズ。
彼はオールドタイマーにとってのジョンジョン・フローレンスという位置で、
オリジナルのエンドレスサマー内でも
「そんな位置」で紹介されたお人であります。
このあたりに住んでいるらしく、
彼の逸話や伝説が多く聞こえてきて、
調べてみると、そんな伝説は全て本当だったことを知りました。
大きな板だけの1950年代前半、
彼の波乗りはそれはすばらしいものだったのでしょう。
で、すごいのがその「初めてパイプラインを滑ったサーファー」
とされている映像を見つけました。
この「初めて」というのは、
「初めてきちんとパイプラインで波に乗ったことがある」
そんなことらしい。
もちろんブルース・ブラウン製作です。
1960年代の全ての栄光を勝ち取り、
しかもそれはコンテストでの勝利ではなく、
多くの人が認めてダントツというのだから、
やはりウナクネ19番。
Phil Edwards, First day at Pipeline from ENCYCLOPEDIA of SURFING videos on Vimeo.
それではすばらしい日曜日となりますように!
Have a beautiful Sunday!!
◎