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naki's blog

[ウナクネ三部作・序編]ネオ・フィンレスに最敬礼_炎のなかのサヴァーダ思想 バラボン論的タキビネコ論_(2088文字)

Nation Lamborghini 5’4″ (minimal fin)

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オンショアの東浪見。

通称『優樹くん前』。

フィンを小さくしてみると、

マニューバーの選択が増えた。

さらには斜面をこうして全て使えるので波の概念が変わり、

さらには体感をフルに使うので、

体型が二〇代のときのようになってきた。

ちょうどこのフィンレスについてをインタビューされたので、

本日のスタッフブログ、

【ナキサーフ座談会】世界中で愛されるCANVASボードの魅力とは?(NAKI 対談編)

このマンデーヤザワ編を読んでいただきたい。

フィンレスへの想い。

こちらはグラント・エルスがスーパーチューブで撮ったという、

ネオ・フィンレスの開祖デレック・ハインド㉒。

今日の宇宙_リトマス_無摩擦開祖デレック・ハインド_(1088文字)

いやはや宇宙的であります。

挙手の最敬礼。

さてさて、

「満月なのでやりますか?」

一級焚火師ヤスからの連絡があったので、

太東岬でそのヤスくんと、

ベン・ウエイたちとトランクスサーフをして、

そして128号線を少々南下し、

せんどー大原岬店でサバ、豚、

鶏肉等を買い求めてからいすみ山に向かった。

水温が温まりましたね。

17度くらいあるのだろうか。

どちらにしても真夏のカリフォルニアよりも温かい。

Photo by Super Takibishiyasu

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前回の焚き火ナイトでの引き継ぎの薪があった。

「最後はぼくとサバちゃんだけでここまで燃やしました」

と言いながら、

たった二房(ふたふさ)のブースターで炎を盛り返したヤスくん。

ものの30秒で全行程を終えたので、

すごいと感嘆していると、

「一級ですので」

謙遜しつつ、うれしそうにしていた。

Photo by Super Takibishiyasu

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こちらは七輪で小焚火を始めると、

すぐに梵(ボン、正式名バラボン=婆羅梵)がやってきて、

その後わらわらと、

タキビネコトリオたちが集まってきた。

焚火10大用語_焚火根本理念十か条_焚火猫トリオ_(2592文字)

このネコたちは信じられないけど炎が大好き。

まずはこうして集まって、炎に見とれたり、

次にはーーネコ特有のーー興味がないようにする。

冬に初めてこれを見たときは、

「ネコも暖まりに来ているのだろう」と推測していたが、

もう十分に暖かいのできっとそうではなく、

このタキビネコたちはニックネームに違わず、

やはり火が好きなようだ。

炎を見つめるネコというのは、

あまり聞いたことがないが、

本当にそうなのだから不思議だ。

これについてはサバちゃん(YO1、旧名鯖一郎)が明快な推理をしていた。

「タキビネコたちは『サヴァーダ』を聖典としています。

サヴァーダは火を神だとして崇拝し、

私たちが行う焚火を祭式だとしているのです。

タキビネコたちが信じているのは、

この世で行った業(カルマ)が原因となって、

次の世の生まれ変わりの輪廻が決まるということ。

彼らは悲惨な状態に生まれ変わる事に不安を抱き、

無限に続く輪廻の運命から抜け出す解脱の道を求めます。

特にこの雄猫(バラ)ボンとナツコは祭祀を通じ、

神々と関わる特別な権限を持ち、

宇宙の根本原理”ブラフマン”に近い存在だとされているんですよ。

コート(毛皮)の首輪状のリングがその証拠です」

これはまるで三蔵法師の受け売りのようだが、

そうではなく、焚火好きなサバちゃん。

そうやって説明されると、

上の画像のように炎を触る(本当)ナツコの手つきが祭祀のときのようである。

さらに目を拡大して見てみると、このように炎がナツコの瞳に映っていた。

まるで星飛雄馬(©巨人の星:梶原一騎、川崎のぼる)である。

サバちゃんは、いい加減なことを言うときもあるし、

真実を述べるときがあるのでわからなくなることがある。

だが、飛雄馬の努力と根性だけが、

瞳の中に炎を浮かべられると私はいまも信じている。

そして目の前にいる”ブラフマン”であるというネコたちも。

世の中は不思議であります。

焚火でサバを塩と味醂&胡麻で焼き、

そのおいしさと言ったら、

まるで銀ダラではないか、そんな食感でありました。

中型3尾分があったが、

これなら一人3尾は食べられるほどおいしかった。

さらには「ごじゃ箱岬店』で一級焚火師が購入した完熟アボカドで、

この火祭りの祝い寿司を握ったのでありました。

私が上等寿司を握ることができるのは、

鉄火の巻平(全8巻、たがわ 靖之)のおかげであり、

料理好きになったのは、

「ぐりとぐら(中川李枝子、山脇百合子:福音館書店)」

に出てくるカステラのおかげである。

そう考えると、子どものときに興味を持ったことが、

大人になってもたっぷりと影響するのだと実感した満月の日。

@nakisurf

これは今朝インスタグラムにアップした画像。

ちょうど旅客機が横切っているが、

全くの偶然で、

これを見ると月から宇宙船が離陸しているかのようで、

不思議な気持ちになってしまう。